世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

TPPは自由貿易の標準作り

2013年03月16日 | Weblog

TPP(環太平洋経済連携協定)は、太平洋を取り囲む国々でモノやサービスのやり取りをする際の関税や規制の障壁を無くし経済の規模を拡大しようとする枠組み。2005年、シンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4カ国が結んだFTA(自由貿易協定)がきっかけで交渉が始まった。現況は米国主導でオーストラリア、ベトナム、マレーシア、ペルー、カナダ、メキシコの11カ国でルール作りが進められている。先進国型の自由貿易の標準を作る試みとなっている。対象は農産物、工業製品、知的財産や投資家の保護などの非関税分野、環境基準(水、大気等々)も含まれる。後発の日本には課題が多く関係国の同意を得るにはハードルが高い。既に決まったルールには日本が反対しても取り入れられない。鵜呑みにさせられる公算が強い。当面は米国の意向が焦点になる。