世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

聖域としての5分野の関税維持を目指す!

2013年03月04日 | Weblog

政府は米国を初め11カ国と個別に交渉し、それから全体交渉に臨む二段構えを想定している。各国にも国情が有り100%関税撤廃はあり得ない、と観ている。例えば米国には砂糖と乳製品、カナダにも乳製品が関税撤廃したくない品目として抱えている。全体として98%位に落ち着く、と想定している。日本の場合は農産品と鉱工業製品を含めて94.6%程度になる見通しである。安倍首相は今月上旬にも参加を表明し党内調整に乗り出す。その場合、経済的試算を公表する方針である。最重要品目としての農産品への対策も講じ「農業強化策」を打ち出すとしている。農産品の個別の関税率を俯瞰してみよう。・・・
〇コメ・・・・・・・778%
〇乳製品
・バター・・・・・360%
・脱脂粉乳・・・218%
〇砂糖・・・・・・・328%
〇大麦・・・・・・・256%
〇小麦・・・・・・・252%
〇牛肉・・・・・・・・・38.5%
※:安倍首相はハードルは高いが100%の関税撤廃はあり得ない、と自信のほどをのぞかしている。想定が的中するかどうか今後の成り行きを注視したい。