世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

居酒屋常連の孤独な群像!

2010年10月20日 | Weblog
いつの世でも寂しい人は居るものである。わいわいがやがや、と騒ぎ立てているが心の中は虚ろで、空虚で、淋しさが充満している。それを紛らわす為に有らぬ虚勢を張っているのである。あそこにも此処にも 寂しい群像 がたむろしてお互いの傷を舐めあっているのである。――自分を含め同情の念を禁じ得ない ―― “お互い様”と心の中で慰めている。家族や知人友人との交流は有るにせよ、何か充ち足りない寂しさが有り それを癒す為に せっせと“居酒屋詣”をしているのである。 子や孫との付き合い?も普通並みに行ってはいる。しかし、他との交流が 社会の付き合いの掟? 社会の必定の要請? なら、それに従うのが 社会人の務め ではないのか、最近、そう思う様になった。自分を含め、そういう淋しさがり屋? の 孤独な群像 を見るにつけ何か現代社会の内実に秘めた必然の発露が、そういう「孤独な群像」を生み出しているのでは、と気づく?・・・心のハケ口 を 居酒屋 や スナック は代行している、と そう考える様になった。いつの世でも、社会の癒し処 は必然 必定に存在し出現するのである。現代人の“孤独な群像”は、そういう 社会の鏡 であり それを見事に映し出している。