世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

葬儀に纏わる準備から終焉までの過程!(下)

2010年10月17日 | Weblog

  葬式の多様化・・・伝統的格式ある旧来の華美な葬式から故人の意思を尊重し質素で故人を偲ぶに相応しい儀式になりつつある。生前の故人の趣味や好みを取り入れた心温まる儀式に変貌している。音楽葬 等が、その例である


  「家族葬」・・・家族、親戚だけで行う葬式。故人とごく親しい人だけに来てもらう葬式。一般の葬式と同じ遣り方。通夜と葬式があり、僧侶がお経を読む、遺族や参列者が焼香する(仏式)。金銭面の負担が軽減できる。故人との別れが親身に行える。精神的にも体力的にも参列者に気を使うことなく遺族の負担が少ない。但し、「事情により遺族だけで 家族葬 を行う旨、伝える」必要がある


「自由葬」・・・90年代ころから行われる様になってきた。形式に拘らない遣り方で宗教に囚われず自由に故人を偲ぶことが出来る。儀式の式次第も お棺、食事、献奏、など家族が自由に設定する。または 葬儀社 と相談して決める(30万~40万円)。内容は・・・

.・音楽葬・・・故人の好きだった音楽やBGMを流したりする(お経の代わりに)葬儀

.・生花祭壇・・・故人が好きだった花(バラ、キク、サクラ、ヒマワリ等)で祭壇を造り焼香の代わりに献花を行う葬儀

 ・食事会・・・食事を主とする葬儀

 ・お茶会(ゆとりある品の展示などして)を主とする葬儀

.・故人の趣味・・・故人の趣味を取り入れた葬儀

 ・スローな儀式・・・故人と ゆったりできるお別れの葬儀 等々で組み合わせも多様化している

・お別れ会(30万円)

・火葬式+お別れ会

・家族葬+お別れ会

・一般葬+お別れ会 等々のセット・プラン

・メモリアルDVDを流す

・生演奏や食事会 等々

 

  「直葬」(最近、主流になりつつある)・・・遺体を火葬する以外、儀式をしない葬儀 葬式全体の3割~4割を占める 内容は・・・

・遺体の安置(死後24時間)

・火葬場への搬入

・火葬(火葬の前に 読経、お別れ の機会を設けることもある)の流れになる 盛んになりつつある主な理由は、参列者の減少 高齢化社会、宗教に拘らない、費用を抑える、等々である。費用は地域差があるが、概ね平均して<10万円~30万円 >である。・・・次回に続く