世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

麻生政権 後期高齢者医療制度見直 が 短命内閣となる?!

2008年09月23日 | Weblog

根幹は変えない、拙いところがあれば、そこを手直しする。自公民・与党

は集約した形で公言してきた。ところが手のひらを返す様に 根幹から見直す

と舛添厚労相は突然、表明した。町村官房長官も根回しもせずに独断だとコメ

ントした。自民党総裁で次期総理が予約?されている麻生総裁の了解を得て

いると舛添氏は再度、言明した。・・・??国民の眼から見ると又か、解散総選

挙目当ての戦略だと透けて見える。時期といいタイミングといい、あまりの露骨

さは逆効果でアンチ自公民となり解散総選挙では予想外の苦戦を強いられる

事にもなりかねない。国民の眼は節穴ではない。茶番劇的パホーマンスに現

(うつつ)をぬかし麻生効果で人気投票する程、国民の知力は劣ってはいな

い。“政治は生活である”、ある一面、真理を衝いている。それは政治の側面で

あり命題でもある。そこから演繹して“政策そのもの”で判断し投票する。喫緊

の生活に根差した実現可能な<政策>提示の良し悪しで政党を選び投票す

る。政策と表裏一体の財源も与野党のネックである。消費税の是非を含む埋

蔵金?の精査、独立行政法人、特殊法人、特別会計等の整理統合で明確な

数値を示しての論戦を国民の前で展開してほしい。その是非が勝敗を決する。

財源に麻生総裁(次期総理)は埋蔵金?の活用を示唆している。小沢氏は道

路特定財源を含む無駄の精査で1割に当たる 22兆円 という明確な数値を打

ち出した。政策マニフェスト に具体的は22兆円の内訳が示されると思う。麻生

氏も埋蔵金の何処をどう精査して捻出するのか、政策マニフェスト に明示する

であろう。何れにせよ注視したい。来る次期衆院解散総選挙は、文字通り天下

分け目の熾烈な決戦となる。爾来の類似の選挙とは趣が相等 異なる。最後の

チャンスと捉え 全政治生命を賭ける小沢氏 に対し 天命を果たす戦い と位置

づける麻生氏。双方の激戦は選挙当日まで与野党を二分する激しい論戦が予

想される。天下分け目の天王山と位置づける民主党!と 修復 立て直しを訴え

る自民党!その何れに凱歌が挙がるか国民の厳しい審判が待ち受けている。

自公民・与党にとって致命的となる一つのファクターが 例の 後期高齢者医療

制度 の見直し だ。出したり引っ込めたりして右往左往したら、それこそ本物の

敗因に繋がる。公言したからには引っ込めたら元も子もない。敗北一直線だ。

抜本的見直しの骨子は、75歳で線引きしない、年金から天引きしない、世代

間相応の負担で格差を無くす等々である。高齢者の反感を買った年齢で線引

きしない、とか年金からも天引きしない、と言う税金5、現役負担4、高齢者1の

割合は堅持、という事になろうか。果たして、その事が選挙戦略に功を奏する

のか、一度受けた傷は容易には癒されない。75歳以上の高齢者は冷静な眼

で凝視している。選挙が終わると元に戻すかも知れないと疑心暗鬼だ。疑いの

眼は晴れない。その事も念頭に置いての今回の 見直し なのか、疑問が次か

ら次へと湧いてくる。選挙期間中、後期高齢者医療制度の見直しを前面に出し

て選挙戦に打って出る自公民は高齢者から果たして歓迎されるのか大きな賭

けに出た。・・・ところが麻生総裁(総理)の文言で気になるのが、“民主党は何

でも反対”、“古典的手法云々”、“責任政党と言えるのか”、“成熟した国民政

云々・・・”等々の自画自賛の域を脱していない事である。<総理の風格>に

問視せざるを得ない。民主党だって政権が担える政党だと大方の国民は心

から思っているのだが。その決着は次期衆院解散総選挙で白日の下にる。