世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

自内・自公路線対立解消には解散総選挙で政界再編しかない!

2008年09月03日 | Weblog

自民党内の経済成長派(上げ潮派)と財政出動派の路線対立は解消され

ていない。益々、激化の一途を辿っている。麻生氏の積極財政出動派は現状

打開には、それしか打つ手はない、と主張している。他方、小泉構造改革派は

中川秀直氏を中心とする経済成長による財政再建を旨として譲らない。両派の

対立は党内を二分している。今回の福田首相を退陣に追い込んだ一翼を担っ

た公明党との軋轢も見逃せない。引導を渡した のは寧ろ公明党との見方もあ

る。党内路線対立と友党 公明党との板挟みに会い敢え無く自滅したとの見方

が大勢だ。引き際の美学どころか、惨憺たる結果に終わった。良い意味でも悪

しき意味でも“御苦労さまでした”と言わざるを得ない。国民の目線に立つ 安心

実現内閣 は既に遠のいた。姑息な茶番劇を演じて国民の眼を惹きつける遣り

方には、もう騙されない。21日の民主党の代表が決る翌日の22日に自民党

総裁が決まる日程も見え透いている。公明党は自民党から離脱する隙さえ窺

っていた節もあった。政権与党になる為には現況から判断しての的確な読みが

必要だった。淀んだ水や空気は何れ浄化され刷新される。その時が来た。そ

れは衆院解散総選挙だ。・・・総裁・総理が決まっても選挙なしで3代も総理が

続く事になる。憲政の常道からして異常事態としか言いようがない。国民は民

意を反映しない政策は崇高な理念に裏打ちされた喫緊の政策でも醒めた眼で

しか見ない。この非常事態を乗り切るには早期の衆院解散総選挙しかない。

自民党内にも民主党内にも公明党内にも共産党、社民党、国民新党等々の内

部にも対立路線はある。派閥はある。大同小異、思想信条に相違はある。民

意を反映した選挙の結果を真摯に受け止め意に近い政党に鞍替えするチャン

スでもある。それは選挙後の“政界再編”だ。それしか日本の政界を浄化する

道・方途はない。先に民主党から離党?した数名の方々も意中の党に所属し

直したらよい。いい機会である。自己の思想信条に沿う政党に所属して大いに

国民の為に一肌も二肌も脱いでほしい。それも国民の願いだ。民意を反映しな

い政権(三代も続く総理)は政治から“信頼”の文字を捥ぎ取る事になる。国民

の信頼なくして政治は有り得ない。早期の解散総選挙を実施して民意を問うべ

きだ。その民意の基に政治は正しく機能する。・・・