情報収集にはネットの活用を専属としている方も多いと思う。私は「電子
辞書」を主たる情報源にしているが、最新の事象や世相ものでは、やはり ネッ
トの検索エンジン を頼りにしている。YahooやGoogleを使用している。最近は
執筆・投稿と編集の両方が可能なWikipediaも重宝している。不特定多数が書
き込みと編集をするので信頼性が問題となっているが、編集方針をちゃんと守
っているなら問題はない。中には編集方針を無視して削除、編集している方も
居るが運営者の判断で投稿ブロックされている。心ある多数の利用者は良心
的に追加したり削除したりして運営者に迷惑をかけない方途を講じている。・・・
ところが最新の「電子辞書」には10万語に近い内蔵された英単語にネイティブ
の発音が聴ける様になった。例題にも音声で聴けて利用者の便を図っている。
英語以外の他国語も収録されていて国際的な広がりを見せている。外国旅行
には便利この上ない。読者参加の<ウィキペディア>は字引としての単語その
ものの意味を載せているというより<百科事典>なので解説や背景、事象等
の説明を主としている。勿論、語句の意味も説明している。信頼の置ける情報
になるべく工夫を凝らしている。その一端を挙げると・・・
■はじめに
1. 調べる・読む
2. 執筆する
3. 編集方針
4. 著作権に注意
5. 運営
6. 交流・議論
の章に分けて、事、細かに説明している。例えば・・・(以下は<引用部分>で
ある)・・・
■3.「執筆する」
一 既存の記事を編集するには
二 新しい記事を書くには
三 マークアップ
四 執筆する時の便利な機能
五 ログインすると
六 特殊なページ・・・リダイレクトページ、曖昧さ回避ページ となっている。
■4.「編集方針」
一 事典の内容・・・中立的な観点、差別表現や人権侵害について、著作権侵害
は絶対だめ、字引ではない
二 記事の体裁・・・記事名、本文、表記、レイアウト・スタイル三 少しずつ育てて
いく
■5.「著作権侵害に注意」
一 投稿してよいもの、投稿してはいけないものは何?・・・投稿してよいもの、
投稿することはできるが、注意が必要なもの
二 著作権とは?
三 GFDLとは?
四 引用の問題
五 著作権問題への対処・・・どこの国の著作権法に従うか、訴えられるとした
ら、誰か
六 著作権上問題のある記事を見つけたら(■~引用部分) 等々となってい
る。そういう「Wikipedia:ガイドブック」の注意事項を守りさえすれば、誰でも執
筆・投稿、編集できるサイトである。試してみる価値はあると思う。