秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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天満屋が広島市から撤退へ

2021-09-09 04:07:14 | 日記
 天満屋(岡山市北区)は広島緑井店(広島市安佐南区)を2022年6月末日で閉店することとなった。同店をスーパーのフジに譲渡することとなる。

 天満屋は同店の閉店により、広島市から撤退することとなる。同市中心部の八丁堀でも営業していたことがあったが、売上の減少には歯止めがかからないという。

 百貨店全体の売上の減少は続いている。人口減少や少子高齢化により、経済が縮小傾向である。郊外型大型店や専門店の台頭により、中心市街地からの消費流出が続いている。さらにネット通販の浸透である。地方都市やへき地であっても、インターネット利用することで、商品購入が可能となり、店舗へ出掛ける回数は減少傾向である。

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響も大きい。緊急事態宣言が発令されることで、不要不急の外出自粛が要請され、どうしても外出することへ抵抗感が増す。結果として、中長距離の移動が減少し、消費への影響も大きい。住民は以前よりも近場で買物を済ませる傾向となり、近隣のスーパーなどへ人が流れることとなり、必ずしも大型店へ出掛ける回数は減少する。

 経済が右肩上がりのときには、百貨店は競って他の都市へ積極的に進出した。本社所在地以外でも売上を稼ぎ、会社全体の売上増加、発展につながっていった。しかし、現在では人口が減少していることで、じわりじわりと各店舗の売上が減少するケースが多い。

 今後も百貨店の売上の減少が続く可能性が大きい。不採算店のリストラや閉店が加速することが予想される。

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