秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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再開発が進む札幌市

2021-09-07 04:54:55 | 日記
 北海道の中心都市であり、道都である札幌市は人口が200万人に近く、現在でも増加傾向である。増加数は鈍化しているものの、間もなく200万人を超える可能性が高い。

 同市中心部では最近、再開発事業が進んでいる。JR札幌駅前や大通地区、すすきの地区などである。かつてあったビルが解体され、新たに高層ビルが建設されている場所が見受けられる。

 北海道では「札幌一極集中」が進み、道央圏に人口が集積し続けている。道北の旭川市、道東の釧路市、道南の函館市など、かつて地場産業が栄え、にぎわっていた街も人口減少が続き、中心市街地は空洞化している。札幌市と地方の主要都市が特急列車や高速道路で結ばれ、移動が便利になったことも、逆に札幌に行きやすくなり、同市への人口集中を加速させた可能性が高い。

 同市では北海道の空の玄関・新千歳空港経由でたくさんのビジネス、観光客が訪問している。このこともあり、同市中心部への商業集積は進んでいる。

 現在、同市は2030年に開催される冬季オリンピックの招致に名乗りを挙げている。正式な候補地として、立候補している。通常であれば、7年前には30年の開催地が決定されることとなる。さらに2031年春には北海道新幹線の新函館北斗-札幌間が開通予定である。現在、難工事部分も含め、工事が進められている。五輪終了後ではあるものの、札幌から東京まで新幹線で結ばれることとなる。

 同市に限らず、再開発事業が重要である。人が集まりやすい場所にビルを建設することで、人が流れ、カネを落とすこととなる。ひいては経済の活性化につながり、都市の充実度が上がることとなる。

 同市は明治時代以降に本格的に開発されたことや、中心部の道路が碁盤の目状になっているので、再開発をしやすい。また、第二次大戦の影響もほぼ受けていないことも、区画整理や再開発には好都合である。ただ、北海道の場合、冬季間は寒冷であり、積雪が生じる。暖房費や除排雪も含め、冬への対応を十分に入れる必要がある。

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