秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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つくばエクスプレスが利用好調

2020-02-11 04:09:33 | 日記
 秋葉原とつくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」は開業以来、順調に利用者数を伸ばしている。開業した2005年度には年間15万人であったが、12年度には年間30万人を超え、20年度には40万人を超えようとしている。地方鉄道の多くは利用者減に苦戦しているが、つくばエクスプレスは反対に好調である。

 つくばエクスプレスは現在、毎時最大22本運転されているが、3月のダイヤ改正で最大25本運転となる。2分30秒毎の運転となり、山手線並みである。ただし、列車が6両編成であり、輸送量は首都圏では小さい。そのうち1両が女性専用車であり、男性だと実質的には5両編成といっていいだろう。

 つくばエクスプレスの沿線の開発が顕著である。つくば市は学園都市であり、世界に通用する研究機関が数多くある。筑波大学という国立総合大学があることで、学園都市として発展してきた。同市にはつくばエクスプレス開業まで軌道系鉄道がなかったことから、都市間高速バスが数多く運行されていた。

 東京一極集中に関連し、人口の首都圏への集積は顕著である。つくばエクスプレス沿線はあまり開発がされていない場所も多かったことから、住宅やマンションの分譲が進み、定住人口の増加により、鉄道利用の増加につながり、今日に至っている。街が開発され、鉄道利用が促進されることで、つくばエクスプレスの利用者数は増加の一途をたどっている。

 国内の人口が減少傾向ではあるが、首都圏は増加傾向である。鉄道の新規開業で採算が取れるのは、首都圏くらいであろう。

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