この時期になると渓が賑やかになります。別に夏休みで渓遊びをする人が多く来ているわけではありません。薄暗い渓筋に鮮やかな花が咲き乱れる光景が不釣り合いなのかもしれません。渓筋にこれほど群生する植物も少ないので目を引きます。綺麗な花の正体は、キツネノカミソリですが、花からは名前の由来は想像が付きません。名は体を表すと言いますが、この季節では考え付きませんが、春先には細長い葉を伸ばして、その葉がカミソリに見立てられたようです。ヒガンバナも同じく花の時期には葉が無いのですが、葉の出る時期と花が咲く時期が違っています。危険な共通点は、どちらも有毒植物であるところで、むやみに口にしないように注意が必要です。
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