定植

ワサビは本来、根茎をすりおろして薬味として利用しますが、畑ワサビは新葉などの地上部を利用することにしなります。春先の新葉は香りも高く、独特の辛みと歯ごたえが春の到来を感じさせてくれます。毎年少しずつ定植して増やしていて、今年も20株程追加することが出来ました。ワサビは湿度の多い所で育つので、病気や害虫の被害が出ますが、適応する薬剤が少ないので防除に苦労します。毎年夏場には青虫が発生して葉が全く無くなることもしばしば発生します。幸い、根茎に栄養を溜めているので、枯れ込んでしまうことは少ないですが、成長が一時停止するので、株の成長は遅くなります。