水槽の状態を維持するには定期的な水替えと思いに至り続けていますが、夏場はその感がより感じられる季節です。初夏はシュリンプもメダカも産卵が有る為に通常よりもエサの量を多くしがちです。その習慣で夏に突入すると食欲は落ちてきているのにエサの量を減らさないと、水質は一気に悪い方へ傾きます。それに気付かず日が経つにつれて個体の調子が悪くなり最悪、ダメになるものも出始めます。気付きが遅れれば遅れる程、被害が甚大になり気持ちも落ち込んでしまいます。その為、夏場は特に水槽内の状態を観察し、小さな変化も見落とさない様にして、水替えの間隔も短めにしています。水替えは大抵日陰になり気温も下がった夕方から始めます。すると夕暮れの周りの山々から涼しげなヒグラシの鳴き声が、カナカナカナと聞こえ、夕日に染まった山と鳴き声が一日の疲れを癒してくれます。