本日は戌の日。
たくさんの安産祈願の妊婦の方、付添の方で境内は賑わいました。
さて皆様が神社で御祈願をしていただく場合、ほぼ例外なく玉串奉奠(たまぐしほうてん・玉串拝礼ともいう)をしていただくことと思います。
その際に玉串というものを御神前にお納めいただくのですが、その玉串とは通常、榊(さかき・北海道や東北地方では基本的に榊がないので別の常緑樹を使用するようです)の枝に紙垂(しで)や木綿(ゆう)を麻苧(あさお・麻で作った紐)で取り付けたものを言い、願主の祈念を込めて神様に献供していただくものです。
玉串は御神前に献奉るものであり、皆様のお願い事を込めていただくものですので常に瑞々しいものを使用しなければならず、当神社でも不定期ではありますが、月に何度も新しいものを奉製し、取り換えております。
本日も御祈願の合間を縫って玉串奉製を致しましたので今回はその様子をちょっと御覧にいれたいと思います。
先ずは境内にある榊の木から適当な枝を切ってきます。
その枝を適当な大きさに切り、新芽や種や虫食いのひどい葉が付いていれば取り除きます(新芽はしおれやすく、種は祈願中にぽろぽろ落ちるので)。
次に濡れ布きんで残った葉を全て傷まないようにやさしく拭いて汚れを落とします。
すっかり綺麗になったら奉書紙で作った紙垂を適当な位置に当て、麻苧で結んだら
完成です。
けっこう手間が掛かりますが大切なものですので手間も時間も惜しまずに奉製しております。
皆様、御祈願の際には玉串によくよく御祈念を込めていただき、神様に御拝礼されてください。 禰宜
~本日の幸せのおすそわけ~
権禰宜さんがとても可愛いすごく可愛いと言って写真を撮ってました。
彩華ちゃん・御家族の皆様、本日は誠におめでとうございました。
お子様の健やかなる成長を心よりお祈り申し上げます。