八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

いつもどおりに

2011年03月24日 13時18分37秒 | 神職所感

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本日も岡田宮では穏やかに時が進んでおります。

被災地では、まだまだ余震や原発事故の恐怖、まだ安否の不明な御家族・御親戚・知人の皆さんの生還を不安の内で待ちながら過ごされて居られる事と存じます。

どうぞ、希望を捨てる事無く(数日前の御婆さんとお孫さんの救出の事もありますので)一日一日を前を向いて前進し、皆さん力を合わせ助け合いながら過ごしていただきたく思います。

私達は更に元気を出して生きる力を失う事無く、出来る事を、どんなに小さな事でも復興の終えるまで何度も何度でも被災地の皆さんが元気になり、笑顔を取り戻せるような事が出来ればと思っております。(義援金を盗むなど、人として恥ずべき行為はしないで欲しいと思いますし、ニュースを見ていて本当に悲しく感じます。)

ですから、私T権禰宜はブログで、いつもどおりに四季の移り変わりや自然の心を癒す優しい面を伝えていきたいと思います。

さて、季節の花は梅の花から桜の花へと移ろうとしています。

梅の花は僅かに花を残す程度になりましたが・・・

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桜の木々はと申しますと・・・

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こちらの木は芽が膨らみ、何時花が開いても良い様なところまでになっています。

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違う種類の桜の木の芽です、花が咲くには今一時といった感じですが新芽の青さが心と目を癒してくれます。

この様に季節は季節ごとに色々な場面を見せて移ろい過ぎて行きます。

新芽が吹き、花を咲かせ、花が散った後は葉が季節を彩り、何れ落葉樹は葉を落としはしますが、また巡って新芽が吹き、それぞれを繰り返して自然は力強く生きて行きます。

我々人間もその自然の力に負けない様に苦しい時は寄り添い助け合いながら、元気な時には困っている皆に手を差し伸べ元気を分け与えながら自然と共存共栄をしながら力強く生きて行ければと思います。T権禰宜でした。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どこに投稿したらいいのかわかりませんので、最新... (川添英一)
2011-03-25 10:18:54
どこに投稿したらいいのかわかりませんので、最新の所に投稿しました。直方多賀神社と岡田神社とは野坡で繋がっていたようです。つまり青山敏文の長男の文時が、俳号文雄で野坡の弟子。大阪遊行寺にある芭蕉墓建立の撰文は香月牛山に依頼し、その染筆を京にいる滋野井公澄大納言に頼んでいますが、その依頼を文雄が上京して公澄からもらって野坡に送ったその消息が残っています。牛山と公澄は親しかったと思いますが、文雄は元文二年に従五位に任ぜられており、この官位という点で、このような神官を使わざるを得なかったように感じられます。文雄と水颯は親しく、その繋がりもあったようです。水颯のことは分かりましたが、俳号しか分からない人も多く、黒崎、植木、直方あたりで思わぬ繋がりが出てくるかもわかりませんね。
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