長崎県壱岐市芦辺町の月読神社です。
創建不詳。
ご祭神は月読命。
延喜式神明帳に名神大社とあります。
御神徳は生命の誕生(安産・病気平癒)、航海安全等、潮の満ち干きに関するもの。
雨でしたが、多くの参拝者がいました。
月読命の子孫、押見宿禰(おしみのすくね)は壱岐県主(壱岐氏)の遠祖だそうです。
月読神社から五百メートル進むと国片主神社があります。
旧社格は村社。式内社です。
神社の拝殿が壱岐氏の居館跡といわれているそうです。
この神社も多くの参拝者がいました。
式内社とは平安時代に国家が幣帛をお供えする大事な神社のことです。全国に2861社ありました。
壱岐は小さな島ですが、式内社が24社もあります。それだけ国家にとって大事な島だったのでしょう。
歴史を感じる島でした。
宮司拝