八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

ジングルベルが背中を押す

2011年12月07日 14時09分29秒 | 神職所感

こんにちは、O権禰宜です。

もう師走も2週目となり、今年もあと20数日を残すだけとなりました。

巷ではデパートや商店街などでクリスマスソングが流れていますね。

ジングルベルやホワイトクリスマス等々、夜の盛り場でも有線から定番の山下達郎も流れていますよ。でもでも、クリスマスソングなんて!!大っ嫌いだい!!!!・・・(涙)。

Image

べつに神主だからといって、キリスト教のお祭りが嫌だということではありませんよ。誤解無く。

神社では、新年に向けての、準備で慌ただしくなっています。

お札の準備や、お知らせのチラシの仕分け、境内のお掃除や、ご社殿・社務所の大掃除、側溝に溜まった落ち葉の清掃、とにかくやることが目白押しです。

また、12月は皆さんの御祈願、少し遅れた七五三、今年の内に厄を落としたい厄年のお祓い等、参拝者もずいぶんいらっしゃいます。

もう、頭がいっぱいで、パニック状態になる事も多々あります。そんな時に、ジングルベルや赤鼻のトナカイはちょっときついです・・・。

Imageca26bboz

ジングルベルに背中を押され、トナカイの角で突っつかれそうです。

もうほんとうに、気ばかり焦ってきますね。

クリスマスソングなんて大っ嫌いだい。でも・・・みんな12月31日の除夜の鐘とともに日本人らしく、静かに穏やかに新年を迎えるんですね。

日本人って不思議だなぁ・・・。

口述O権禰宜 筆記K出仕