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<新型コロナ>4人に1人が後遺症...8、9割が脱毛の悩み 後遺症外来の越谷の病院「悩まずに相談を」

2022年04月25日 19時26分46秒 | 地域

<新型コロナ>4人に1人が後遺症...8、9割が脱毛の悩み 後遺症外来の越谷の病院「悩まずに相談を」

 2022年4月20日 (水)配信埼玉新聞
 

 新型コロナウイルスに感染し、後遺症で悩む人が後を絶たない。国立国際医療研究センターの報告では、発症半年が経過後、約4人に1人が何らかの症状が残り、軽症者でも後遺症の長引くケースがあるとしている。埼玉県は県内7医療機関を後遺症外来に指定し、4月以降は100程度の医療機関に拡充する。順天堂越谷病院(越谷市袋山)は昨年10月から、コロナ後遺症外来を始めた。脳神経内科専門の頼高朝子副院長に取り組みについて聞いた。

―県の取り組みとの違いは。

 頼高副院長 メンタルクリニックや脳神経内科、皮膚科もあり、各科で乗り合わせての治療対応ができると思い、始めた。県の取り組みと大きな違いはない。脳神経内科外来ブースの隣で皮膚科をやっているなど、横のつながりというか、お互いに分からない点を気軽に相談し合うことができる。現在は皮膚科と脳神経内科の患者さんがほとんど。うつ的になっている人も出現し、メンタル科でもわずかながら拝見している。

―受診の流れは。

 頼高副院長 かかりつけ医で紹介を受けて、患者さんの一番困っていることが何かによって第一歩の科が決まる。一番つらいことを(分かりやすくするため)ポイント制にして、症状ごとに振り分けて、それぞれの科で対応する。

―主な患者の症状は。

 頼高副院長 患者さんの中で圧倒的に多いのは脱毛の悩み。8、9割くらいを占め、年齢層は10~50代(3月末現在)。20代の中には「学校へ行きたくない」「抜け毛がひどいので、早く見てもらいたい」など切実な訴えもある。皮膚科の先生によると原因は皮膚の血流が落ちること。休止期脱毛と呼ばれ、妊娠期と同じような感じ。後遺症の脱毛は(コロナ発症後)2~3カ月後に出現し、途中から脱毛のスピードが加速するらしい。早い人では1カ月ぐらい、時間がかかっても8カ月後には徐々に良くなるのではないかと。

―その以外の症状は。

 頼高副院長 次に多いのはだるさや記憶障害、集中力がない、やる気が出ないなど。脳神経内科に来られる患者さんは症状が本当にさまざま。

―どのようなことを行うのか。

 頼高副院長 神経症状がないかをチェックして、味覚や嗅覚が落ちていることが多かったり免疫が異常であることがあるので、血液検査を行い、MRIと脳血流シンチグラフィーで脳に病変が起こってないかを見る。

―ワクチンの後遺症もあるのか。

 頼高副院長 手足のしびれや手が勝手に動いてしまう不随意運動などの症状の方もいらっしゃる。ワクチンも後遺症がないわけではない。血小板が下がると(通常は)血が固まりにくくなるが、逆に固まりやすくなり、脳梗塞症状を起こす場合もある。しびれに関しては末梢(まっしょう)神経の障害が出ているかを調べる。患者さんは(ワクチン2回接種後の)8月や秋ごろから訪れ始め、40代くらいの人が多い。(当院が)後遺症外来を開始したため、相談してくれるようになったのだと思う。

―コロナ後遺症で悩む人へアドバイスを。

 頼高副院長 悩まずに一回とにかく受診してほしい。たとえ治療法がないとしても、受診して異常がないことをチェックすることも大事。こちらから必要な情報も提供できると思うので、ご相談を。

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ePROで患者の状態把握‐副作用管理へ取り組み広がる

2022年04月25日 19時11分47秒 | 医療情報

ePROで患者の状態把握‐副作用管理へ取り組み広がる

その他 2022年4月20日 (水)配信薬事日報
 

 患者の日常生活における副作用や体調の異変をSNSやスマートフォンアプリなどを通じて収集する「ePRO」(電子的患者報告アウトカム)を診療などに臨床応用する試みが加速している。癌治療でも外来治療が増える一方で、日常生活での体調異変は把握しづらい。そこに患者自身が体調を入力する「ePRO」を介することで、医療者が患者の状態を把握しやすくなると期待されている。12日、慶應義塾大学医学部が乳癌薬物療法の副作用情報を一定の精度で収集できるシステムを開発したと発表したほか、今年に入って複数社が臨床研究や抗癌剤の副作用管理への活用を発表するなど広がりつつある。

 慶大医学部が開発したのは、LINEを利用し、乳癌患者の健康状態や薬物の副作用情報を収集するシステム。外科学教室(一般・消化器)の林田哲専任講師、北川雄光教授、同医療政策・管理学教室の宮田裕章教授、帝京大学医学部外科学教室の神野浩光教授らの研究グループは、診療において活用可能であることを明らかにした。
 このシステムでは、患者のLINEに症状などの質問を送り、患者が回答する。質問内容は、米国国立癌研究所(NCI)の研究班により開発された「PRO-CTCAE」という抗癌剤の副作用評価を行う国際的な指標に準拠した形式内容で、一定水準以上の情報を収集できるようになっている。
 具体的には、内分泌治療を行っている患者には「痛み」「関節痛」「便秘」「下痢」「ほてり」「発汗」「倦怠感」「しびれ」「不安」「不眠」という10項目の質問が定期的に送信される。患者は予め用意された回答をタップ操作で答える。
 研究では、薬物療法が行われている患者73人に対して提供した結果、観察期間の435日間(中央値)に1万6417件の回答が得られた。1人当たりの平均回答数は224.9件で、そのうち65.2件(29%)に症状の発症が認められ、60歳以上の患者も良好な利用・継続が可能であることが確認された。患者の回答率は95.5%に上った。
 これらの結果から、研究グループは、「毎日の副作用症状のモニタリングに用い、症状の増悪が観察された場合には、看護師や薬剤師などのメディカルスタッフからの連絡があり、来院の可否や服薬状況などについてのアドバイスを行うことが可能」としている。
 LINEを用いたリアルタイムモニタリングにより、薬物療法の副作用を抑え、QOLの改善に寄与するかを検討する無作為化比較試験が進められている。
 そのほか、今年に入って複数社が臨床研究や抗癌剤の副作用管理ツールとしての活用を発表している。
 2月には、PHRサービスを提供するウェルビーが神戸大学病院、同院国際がん医療・研究センターが行う「癌患者を対象とした生活情報の記録基盤の構築に関する前向き観察研究」に、患者自身が体調を入力するPHR「WelbyマイカルテONC」が採用されたと発表した。
 同サービスは20年2月の提供開始以来、癌拠点病院を中心に24施設で導入され、臨床での活用が広がっているという。
 今月1日には、3Hクリニカルトライアルと小野薬品が共同開発した副作用管理支援アプリの提供開始を発表した。癌治療に用いる免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」などに見られる免疫関連有害事象への早期発見・治療につなげるアプリ。患者が日々の体調を入力し、免疫関連有害事象が疑われる記録がされた場合に医療機関には連絡を促す。
 「ふくサポ」と名付けられたアプリは、3Hの開発したePRO「3H P-Guardian」を基盤に開発されたものだ。
 20年7月には、アムジェンがヘルスケアIT企業のインテグリティ・ヘルスケアが開発したオンライン診療機能を備えた疾病管理システム「ヤードック」を用いて、慢性皮膚疾患領域においてePROが臨床で有用かどうか検証するプロジェクトの開始を発表している。

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[デジタル教科書を問う]端末導入1年<3>児童「目がもうダメです」…使いすぎ 視力低下恐れ

2022年04月25日 19時00分30秒 | 教育

[デジタル教科書を問う]端末導入1年<3>児童「目がもうダメです」…使いすぎ 視力低下恐れ

 2022年4月20日 (水)配信読売新聞
 

 学習用端末を巡っては、長時間利用による健康への影響が不安視されている。海外では、教育のデジタル化を進めつつ、子供の健康に配慮し、部分的な端末導入にとどめる事例もある。

「黒板見えない」

 東京23区内の区立小学校4年生のクラスで昨年5月、総合学習の授業中、女子児童が「目がもうダメです」と訴えた。担任の女性教諭は、2コマ連続で植物について学習用端末で調べさせていたが、すぐに使用をやめさせた。

 同校では2020年に端末を導入したが、女性教諭はクラスの児童たちの視力の悪化を感じる。「席が遠いと黒板が見えない」と前列を希望する声が目立つようになり、席替えの際、視力の低い児童6~7人を前2列になるようにした。

 文部科学省の研究事業によると、デジタルの教科書を使うと「目に疲れを感じる」と答えた児童は21・8%となり、紙の教科書の14・2%を上回った。

 大阪府の小4男子児童は、学校から支給された端末を持ち帰るようになり、視力が1・2から0・3に落ちたという。学童保育から帰宅した午後6時頃から、母親が仕事から帰る午後8時まで端末のプログラミングアプリで遊び、土日は朝から晩まで使う。母親は「仕事があるので常に何をしているのか見張ることもできない」と嘆く。

 文科省の19年度の学校保健統計調査で視力1・0未満の子供は、小学生34・57%、中学生57・47%、高校生67・64%といずれも過去最多だった。

時間制限

 文科省は昨年3月に改訂したデジタル教科書に関する指針で、「目と画面の距離を30センチ以上離す」「30分に1回は20秒以上画面から目を離す」などの対応を求めている。ただ、成長段階への影響や家庭の使用状況も異なるため、利用時間は示していない。

 和洋女子大の原光彦教授(小児科学)によると、子供の身体は成長を続けていて、外部の影響を受けやすい。端末の使いすぎは近視や運動不足、生活リズムの乱れにつながる恐れもあるという。原教授は「小中学校にデジタル教科書を導入すべきなのか、長所と短所を今一度よく考える必要がある」と話している。

紙を維持

 デジタル化の進む台湾。学校では、健康に配慮しながら端末を活用する。

 台湾教育部(教育省)などの統計では、両目の平均視力0・9未満は、小学1年で26%、高校3年では82%に達する。12歳未満対象の調査で近視の子供は、そうでない子供の倍以上、パソコンなどを使っていた。

 台北市の南湖国民小学校は、12年からタブレット端末を授業で使う。同小の汪明芳校長(57)は「端末を使い様々なことを調べ、問題を解決する力が養われた」と語る一方で、端末の使用の目安は1日2コマまでにしている。1コマ当たりの使用時間は平均して十数分程度だ。子供が画面を見続けないよう、教員が様子を見守る。

 台湾では現在、小中高生12人に1台の割合で端末を配備し、今年9月から、3人に1台を目指して配布を始めるが、全ての授業での使用は想定していない。

 教育部幹部は「健康上の心配に加え、紙で学ぶ方が定着度合いが高い内容もある。紙とデジタルの良い部分を取り入れなければならない」と、今後も紙の教科書を維持するという。

 デジタル教科書や学習用端末に関するご意見、情報をお寄せください。あて先は教育部(メール kyouiku@yomiuri.com、ファクス 03・3217・9908)へ。

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病院破壊、死を待つ負傷者 マリウポリ包囲、救援遮断

2022年04月25日 18時54分52秒 | 戦い

病院破壊、死を待つ負傷者 マリウポリ包囲、救援遮断

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 【ロンドン共同】ロシア軍の包囲攻撃で病院が破壊されてから一気に状況が悪化した。ウクライナ南東部マリウポリでは、救援を断たれた入院患者や負傷者がただ死を待つ絶望の地と化した。銃砲撃の合間、野ざらしの知人の遺体に身元を記した紙を挟み、せめてもの弔いに。3月20日に脱出した地元テレビ記者マクシム・フラボフスキーさん(33)がオンライン取材に実態を語った。

 ロシア軍の侵攻開始後も状況を伝えようと、しばらくマリウポリに残ったが、インフラ攻撃で停電となり、携帯電話が使えなくなった。空爆が続く中、毎日徒歩で近所に住む母親や友人らを訪ね安否を確認。町が日に日に破壊されていくのを目の当たりにした。「きのう半壊だった建物は、きょうには壁1面だけに。攻撃が激しくなるにつれ恐怖感も強まった」

 病気やけがをしても搬送や治療のすべがなくなり「死を待つ人は少なくなかった」。自宅周辺の道路に何人もの遺体が横たわっていたが、攻撃が続くため収容が難しく1週間放置された人も。

 そうした中に知人もいた。フラボフスキーさんは、その人の名前や家族らの連絡先を紙片に書き、遺体に挟んだ。「行方不明者とされないように」。そう祈った。長年の同僚だった50代の男性カメラマンは脚の付け根に爆弾の破片が刺さり死亡した。「とても心が痛む。何とひどいことだ」

 マリウポリの民間人死者は推定2万1千人だがフラボフスキーさんは「実際はもっと多い」と話す。がれきに埋もれたままの人や、地下シェルターで亡くなった人が多数いるからだ。ロシア軍は市内住宅のほぼ全てを破壊した。「なのにどうして『ウクライナ人を助けている』と言えるのか」。ロシアのプロパガンダに怒りをあらわにした。

 停電で通信や放送ができなくなり、妻、母らと徒歩で町を離れた。今は東部ドニプロに身を寄せるが、同僚がいる西部の町に一日も早く合流し、報道活動を再開させたいと願っている。

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愛情ホルモンで父も子育て 分泌で積極的に、マウス

2022年04月25日 18時39分51秒 | 医療情報

愛情ホルモンで父も子育て 分泌で積極的に、マウス

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 雄のマウスが子を巣に連れ帰ったり温めたりといった子育て行動を取る際、ホルモン「オキシトシン」が重要な役割をしていることが分かったと、理化学研究所と群馬大のチームが米科学誌に19日発表した。人にもあり、愛情や信頼感にも関与し「愛情ホルモン」とも呼ばれる物質。分泌を促進すると子育てに積極的となり、阻害すると子を無視するようになった。

 オキシトシンは雌のマウスでは出産や授乳など子育て行動を促進する働きがあることが知られていたが、雄ではよく分かっていなかった。

 交尾を経験していない雄は他のマウスの子に対して攻撃的な一方、交尾を経験したり雌と一緒に過ごしたりすると子育てするようになる。チームは通常の雄と、オキシトシンをつくれなくした雄をそれぞれ雌と交尾させ、出産の数日後まで一緒に飼育。通常の雄は子育てをしたが、オキシトシンをつくれなくした雄は子を無視することが多くなった。

 一方、交尾を経験していない雄でもオキシトシンを分泌する神経細胞を活性化させると、子育て行動を取ることが多くなった。交尾を経験したり子と触れ合ったりすることでオキシトシンの分泌が促されている可能性があるという。

 理研の宮道和成(みやみち・かずなり)チームリーダーは「父親になるというライフステージの変化を支える神経基盤を明らかにしたい」としている。

 注)米科学誌はニューロン

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人工のウイルス突起を注射 これまでと異なるタイプ 「大型Q&A」ノババックス開発の新型コロナワクチン

2022年04月25日 18時19分43秒 | ウイルス

人工のウイルス突起を注射 これまでと異なるタイプ 「大型Q&A」ノババックス開発の新型コロナワクチン

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 米ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンが承認され、使えることになりました。

 Q どんなワクチン?

 A ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ製に続き、日本で実用化した4種類目のワクチンです。対象は18歳以上で、3週間間隔で2回接種が基本です。6カ月たてば3回目の接種もできます。日本では武田薬品工業が山口県光市の工場で製造し、流通も担います。

 Q 仕組みは?

 A 新型コロナウイルスが人の細胞に侵入するときに重要な役割を持つウイルス表面の突起状タンパク質に注目し、活用します。ウイルスの遺伝情報を基に、昆虫の細胞を使ってこのタンパク質を人工的に大量生産します。複数の突起状タンパク質を粒状にまとめ、免疫反応を活性化する物質と共に注射します。すると体内で抗体が作られるなどして本物のウイルスへの免疫ができます。

 Q これまでのワクチンと違うの?

 A 「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるタイプで、既にB型肝炎などで同じ仕組みのワクチンがあります。新型コロナのワクチンでは、ファイザーやモデルナはメッセンジャーRNA(mRNA)、アストラゼネカはウイルスベクターワクチンと呼ばれる別のタイプです。これらは遺伝情報を体内に伝え、人の細胞自体に突起状タンパク質を作らせます。

 Q 効果は?

 A 米国とメキシコで実施された2回接種の臨床試験(治験)では、発症予防効果が90・4%とmRNAワクチンに並ぶ高い有効性が示されました。ただ以前のウイルスが流行したときの結果で、現在広がるオミクロン株に対しては効果が下がっている可能性が高いと考えられています。

 Q 安全性は?

 A 治験では接種後に注射した部位の痛みや頭痛、倦怠(けんたい)感などが見られましたが、厚生労働省の専門部会は多くは軽症で安全性に懸念はないと判断しました。モデルナ製と比べ、副反応とみられる症状の頻度は低かったとの報告があります。

 Q 誰がどう使う?

 A アレルギーでmRNAワクチンを打てない人の使用が見込まれます。また1、2回目で別の製品を接種した人の3回目に使う「交互接種」を認めるかどうか今後決まります。英国ではファイザー製かアストラゼネカ製の2回接種後に3回目でノババックスのワクチンを使った場合、抗体の量が増えたという研究があります。

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救急搬送困難2923件 2月以来の増加

2022年04月25日 17時41分58秒 | ウイルス

救急搬送困難2923件 2月以来の増加

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 総務省消防庁は19日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が、11~17日の1週間に全国52の消防で計2923件あったと発表した。7週連続で減少していたが、前週から20件増え、2月14~20日以来の増加となった。

 呼吸困難など新型コロナウイルス感染が疑われるのは5%増の754件だった。新規感染者数の下げ止まり傾向が背景にあるとみられる。

 地域別では、最多の東京消防庁が1497件で前週より3%減。うちコロナ疑いは327件で5%増だった。次いで大阪市消防局が2%減の306件、コロナ疑いが47%増の97件。千葉市消防局は13%増の139件、コロナ疑いは11%増の51件だった。

 医療機関に受け入れ可能かどうか4回以上照会し、救急隊の到着から搬送開始まで30分以上かかった件数を集計した。

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4回目、高齢者ら限定 接種対象、持病ある人も 政府方針、27日に結論

2022年04月25日 17時38分57秒 | 行政

4回目、高齢者ら限定 接種対象、持病ある人も 政府方針、27日に結論

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、政府は高齢者や基礎疾患のある人を主な対象とする方針であることが19日、関係者への取材で分かった。厚生労働省は27日にワクチン分科会を開き、専門家の意見を聞いた上で結論をまとめる。専門家の中には医療従事者らも対象に加えるべきだとの声があり、さらに検討を進める。

 対象を絞るのは、若年層では4回目接種の効果が低いとの報告があることや、海外でも高齢者が中心になっていることが理由。幅広い年齢層を対象に進めてきたコロナワクチン接種の在り方が、4回目接種では大きく変わる可能性がある。

 国内で主力となっている米ファイザーや米モデルナのワクチンは、3回目接種から時間が経過すると効果が弱まることが指摘されている。このため厚労省は4回目接種の検討を進めてきた。

 政府は5月下旬をめどに、自治体に対し接種券や会場の手配などの準備を進めるよう求めており、その後、接種を開始する方針。接種間隔は6カ月以上が基本だが、短縮する案もある。

 オミクロン株の流行中に先行して4回目が始まったイスラエルでは、60歳以上を対象に3回目から4カ月以上空けて4回目を接種した場合、3回のみの人と比べて感染率は半分に抑えられたなどとする研究がある。

 こうした研究を踏まえて欧米でも4回目の接種が進む。ただ、対象者は限定しており、米食品医薬品局(FDA)は、50歳以上とした。欧州医薬品庁(EMA)などは80歳以上への接種を認める一方で、80歳未満の成人については「(認めるかどうかを)検討するのは時期尚早だ」とした。

 自民党も、高齢者や基礎疾患がある人を対象に進めるべきだと提言。ワクチンの主な目的は重症化予防であり、3回目を打った若い人はオミクロン株で重症化するリスクは低いと指摘している。

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新型コロナ感染拡大防止へ「ワクチン接種を」 奈良市医師会、異例の独自会見

2022年04月25日 17時31分11秒 | 地域

新型コロナ感染拡大防止へ「ワクチン接種を」 奈良市医師会、異例の独自会見

 2022年4月20日 (水)配信奈良新聞
 

接種控えに危機感

 奈良市医師会(国分清和会長)は19日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防にワクチン接種が有効として、5歳以上の子どもや若年層、子育て世代に接種を呼び掛ける会見を市内で開いた。市医師会が独自で行うのは異例。

 市医師会が示した市の資料では、新型コロナウイルスワクチンの年代別接種率は17日現在、65歳以上の高齢者の85.9%が3回目接種を終えたのに対し、12~19歳では3回目終了が3.8%。3月8日スタートした5~11歳は1回目5.2%、2回目終了も1.6%にとどまり、若年層の接種控えが顕著となっている。

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コロナで感謝、医療従事者にボールペン寄贈  上松町が木曽病院へ

2022年04月25日 17時20分18秒 | 地域

コロナで感謝、医療従事者にボールペン寄贈  上松町が木曽病院へ

 2022年4月20日 (水)配信中日新聞
 

 上松町は十九日、新型コロナウイルス感染者の治療などに当たる県立木曽病院(木曽町)の医療従事者に感謝の気持ちを伝えるため、上松町地域おこし協力隊員が製作した藍染めの木製ボールペン三十本を贈った。大屋誠町長が病院で浜野英明院長に手渡した。

 ボールペンはメープル材を削って軸を作り、藍を八回塗って染めた。上松町のふるさと納税の返礼品として人気で、医療従事者に感謝を示す青色に近いことなどから選んだ。

 木曽病院は木曽地域で唯一の感染症指定医療機関。贈呈式で大屋町長は「新型コロナの対応でお世話になっている。これからもぜひ、地域のために頑張っていただきたい」とあいさつ。浜野院長は「いろいろな方からご支援いただき、医師や看護師らの励みになる。一般の診療に影響がないよう、今後も務めていきたい」と感謝した。

 上松町は町内二カ所の医療機関にも近く、五本ずつを贈る。

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恐ろしい戦争

2022年04月25日 12時26分38秒 | 戦い

ロシア、人殺し、あまりに非情

ロシアは、自国男性全部が、軍に入って、みな殺しになるまで、戦いを止めないような気がするぐらい、恐ろしい。

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後期高齢者の窓口負担増「断固として中止を」、受診控え危惧

2022年04月23日 19時00分10秒 | 行政

後期高齢者の窓口負担増「断固として中止を」、受診控え危惧

保団連「受診控えは重症化へつながる」
 2022年4月21日 (木)
 

 全国保険医団体連合会(保団連)は4月21日、参議院会館前で2022年10月から予定されている一部の後期高齢者の医療費窓口負担を2割へ増額することに反対する集会を開催した。全国保険医団体連合会会長の住江憲勇氏は集会で窓口負担の増加は「断固として中止を求めなければならない」と強調。「これは高齢者だけの問題では決してない。国民生活、これからの医療・社会保障制度の在り方が問われている」とし、広く世論を喚起していく必要性を訴えた

 住江氏は集会で、後期高齢者の年間収入分布の中央値は130万円であると強調した上で、10月以降に窓口負担増を求める線引きが「引き下げられていくことは目に見えている」と警戒感を示し、「ここの時点で止めることが第一」であるとしている。

 その上で、住江氏は次のように続けた。

 「高齢者は病気になれば重症化もする。病気も複数の科にわたる。現役世代に比べ、収入に対する医療費の負担率は2~5倍であると言われている。もしも、窓口負担が2倍になれば、負担率は4~10倍になる」

 「高齢者へのアンケート調査では72%は今まで通り受診すると答えたが、28%は受診を抑制すると答えた。窓口負担が増えれば、これはボディーブローのように効き、やがてはより多くの人の受診控えにつながる。医療の原点は早期診断・早期治療だ。受診控えは重症化へつながる」

 

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脳疾患誤診で3億賠償命令 鹿児島大病院など、後遺症

2022年04月23日 18時38分19秒 | 事故事件訴訟

脳疾患誤診で3億賠償命令 鹿児島大病院など、後遺症

 2022年4月22日 (金)配信共同通信社
 

 鹿児島大病院と鹿児島生協病院が脳の疾患の診断を誤り、適切な治療が受けられずに重い後遺症を負ったとして、鹿児島市内の男性(40)が、両病院側に約4億1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁は21日までに、誤診があったと認め、計約3億2700万円の支払いを命じた。

 20日付の判決によると、男性は生協病院の研修医だった2007年12月、頭痛やしびれを訴えた。両病院で脳腫瘍と診断され、大学病院は詳しい検査結果を見て手術するか決めると判断したが、男性はその4日後昏睡(こんすい)状態になった。手術を受け、感染症の「脳膿瘍(のうのうよう)」による脳ヘルニアだったと判明。意識障害が残り、自力で動けなくなった。

 坂庭正将(さかにわ・まさゆき)裁判長は、当初の診断で、磁気共鳴画像装置(MRI)の画像などから脳膿瘍を疑うべきだったとし、早く適切な治療を始めていれば後遺症は避けられたと判断。男性が将来にわたり働けなくなった逸失利益約2億300万円などを含め、賠償額を算定した。

 鹿児島大病院の坂本泰二(さかもと・たいじ)病院長は「判決を詳細に検討し、対応を協議する」とコメントした。

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iPSで人工涙腺作製 重症ドライアイ治療に期待

2022年04月22日 22時15分15秒 | 地域

iPSで人工涙腺作製 重症ドライアイ治療に期待

 2022年4月21日 (木)配信共同通信社
 

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、目の涙腺に似た立体的な組織をつくることに世界で初めて成功したと、大阪大の林竜平(はやし・りゅうへい)寄付講座教授(幹細胞応用医学)らのチームが20日、英科学誌ネイチャーに発表した。チームは、将来的に重症のドライアイの治療法や薬の開発につながるとしている。

 目の表面は涙腺から分泌された涙液で乾燥を防いでいる。免疫疾患の「シェーグレン症候群」などの病気では涙腺の機能が損なわれ、重いドライアイになる。涙腺は成人では再生せず、根本的な治療法はない。

 チームは、人のiPS細胞から涙腺の基となる細胞を作製。特殊なゲルの中で培養し、大きさ数ミリほどのミニサイズの立体的な涙腺組織をつくった。免疫が抑制されたラットに移植すると、管のような組織ができたほか、涙液に関連するタンパク質が産生されるなど成熟化が進んだ。

 生着した組織の量はまだ少なく、成熟化の度合いも実際の涙腺に比べるとまだ低いといい、林教授は「組織の質の向上に加え、移植技術の確立も必要だ」としている。

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がんの「光免疫療法」、研究拠点を開設…関西医科大

2022年04月22日 22時08分09秒 | 大学

がんの「光免疫療法」、研究拠点を開設…関西医科大

 2022年4月21日 (木)配信読売新聞
 

 関西医科大(大阪府枚方市)は、光を当ててがん細胞を破壊する「光免疫療法」の国内初の研究拠点となる「光免疫医学研究所」を開設し、20日、報道陣に公開した。世界に先駆けて日本で実用化された頭頸部がん治療の効果を高め、様々ながんへの対象拡大を目指して研究を進める。

 所長には、治療法を開発した小林久隆・米国立衛生研究所(NIH)主任研究員が就任。研究者ら約30人体制で4部門を設け、関西医大病院などでのデータを活用して治療成績の向上や副作用の軽減、新たな薬剤の開発などを進める。

 光免疫療法は、がん細胞にくっついて特定の光に反応する薬剤を投与し、レーザー光を当ててがん細胞だけを破壊する。

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