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4回目、高齢者ら限定 接種対象、持病ある人も 政府方針、27日に結論

2022年04月25日 17時38分57秒 | 行政

4回目、高齢者ら限定 接種対象、持病ある人も 政府方針、27日に結論

 2022年4月20日 (水)配信共同通信社
 

 新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、政府は高齢者や基礎疾患のある人を主な対象とする方針であることが19日、関係者への取材で分かった。厚生労働省は27日にワクチン分科会を開き、専門家の意見を聞いた上で結論をまとめる。専門家の中には医療従事者らも対象に加えるべきだとの声があり、さらに検討を進める。

 対象を絞るのは、若年層では4回目接種の効果が低いとの報告があることや、海外でも高齢者が中心になっていることが理由。幅広い年齢層を対象に進めてきたコロナワクチン接種の在り方が、4回目接種では大きく変わる可能性がある。

 国内で主力となっている米ファイザーや米モデルナのワクチンは、3回目接種から時間が経過すると効果が弱まることが指摘されている。このため厚労省は4回目接種の検討を進めてきた。

 政府は5月下旬をめどに、自治体に対し接種券や会場の手配などの準備を進めるよう求めており、その後、接種を開始する方針。接種間隔は6カ月以上が基本だが、短縮する案もある。

 オミクロン株の流行中に先行して4回目が始まったイスラエルでは、60歳以上を対象に3回目から4カ月以上空けて4回目を接種した場合、3回のみの人と比べて感染率は半分に抑えられたなどとする研究がある。

 こうした研究を踏まえて欧米でも4回目の接種が進む。ただ、対象者は限定しており、米食品医薬品局(FDA)は、50歳以上とした。欧州医薬品庁(EMA)などは80歳以上への接種を認める一方で、80歳未満の成人については「(認めるかどうかを)検討するのは時期尚早だ」とした。

 自民党も、高齢者や基礎疾患がある人を対象に進めるべきだと提言。ワクチンの主な目的は重症化予防であり、3回目を打った若い人はオミクロン株で重症化するリスクは低いと指摘している。

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