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ウイルス攻撃の抗体開発に成功

2021年01月22日 16時06分09秒 | ウイルス

ウイルス攻撃の抗体開発に成功

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新型コロナウイルスを攻撃する「抗体」を人工的に作り出すことに島根大学などのグループがマウスを使った実験で成功しました。
今後、新しい治療薬の開発などに役立つと期待されています。

研究を行ったのは、島根大学医学部の浦野健教授と長崎大学熱帯医学研究所のグループです。
「抗体」は、体内に入った異物を排除するたんぱく質で、グループでは、マウスを使って新型コロナウイルスに反応する14種類の「抗体」を特定し、これらの「抗体」に実際に新型コロナウイルスを攻撃する働きがあるかどうかを実験で調べました。
その結果、このうちの5種類の「抗体」に、ウイルスを攻撃して働きを失わせる性質があることが確認されたということです。
こうした「抗体」は「中和抗体」と呼ばれ、患者に対して人工的に作り出した抗体を投与する抗体医薬や、新型コロナウイルスの検査キットなどへの活用が期待されるということです。
グループでは22日、これらの抗体の遺伝子配列などについて特許を出願したということで、今後、ヒトへの応用を目指してさらに改良を進めていくということです。
浦野教授は、「5種類のうち4種類は、ウイルスを認識する部位が違っていて、多様性があるため、変異にも対応できるはずだ。これを薬にすることができれば、世界中で使ってもらえる非常に良い抗体だと考えている。今後、さらに研究や開発を進めていきたい」と話しています。

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