日々

穏やかな日々を

僧帽弁閉鎖不全症に新治療 獨協医大病院 外科手術より負担少なく

2019年07月29日 22時23分23秒 | 大学
僧帽弁閉鎖不全症に新治療 獨協医大病院 外科手術より負担少なく
2019年7月26日 (金)配信下野新聞

 獨協医大病院ハートセンター(井上晃男(いのうえてるお)センター長)は25日までに、心臓の僧帽弁の不調で血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」で、「マイトラクリップ」と呼ばれる新たな治療を県内で初めて実施した。カテーテルを用いて弁の接合が不完全な部分にクリップを挟み、逆流する血液の量を減らす。外科手術よりも患者への負担が少ないのが特長という。
 僧帽弁は心臓の弁の一つで、肺から送られた血液を左心房から左心室へと運んでいる。何らかの原因で弁の動きが悪くなると血液が逆流し、息切れや呼吸困難を引き起こす。根本的な治療は外科手術が基本だが、高齢などの理由で手術できないケースもあった。
 マイトラクリップは、主に「手術はリスクが高く困難」とされた患者が対象となる。超音波で弁の位置を確かめ、脚の静脈から体内に入れたカテーテルでクリップ(長さ約15ミリ)を運ぶ。施術は3時間程度。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 片頭痛改善へ心臓治療 国内... | トップ | 東京都内の病院で脳死 6歳... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大学」カテゴリの最新記事