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膵臓(すいぞう)がん

2016年09月27日 15時39分01秒 | 医療情報
※膵臓(すいぞう)がん
 血糖値を調節するインスリンなどを分泌する膵臓にできるがん。治りにくいがんの代表格とされ、年間3万人以上が死亡する。発症する割合は60歳ごろから増加し、高齢になるほど高い。早い段階では特徴的な症状がない。膵臓は胃や肝臓などに囲まれているため、超音波やエックス線による診断も難しく、診断された時点で進行していることが多い。近年増加傾向にあり、喫煙や糖尿病などが危険因子とされている。

 膵臓がんの患者は発見時に、他の臓器に転移するなどステージが最も進んだ4期だった人が43%だった。一方、0期と1期は計12%だった。
 ステージの進んだ患者はがんを取り除く手術が難しく、抗がん剤だけの治療となった人が多かった。従来の研究では、膵臓がん患者の5年後の生存率は10%前後とされている。
 子宮頸(けい)部やぼうこうのがんは0期、食道や前立腺、甲状腺などは1期で見つかる割合が高かった。検診の広がりや自覚症状の出やすさなどにより、比較的早い段階での発見につながったと考えられるという。抗がん剤だけでなく、放射線治療や内視鏡手術などと組み合わせた治療が実施されていた。



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