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子宮移植「賛成」36% 「分からない」46%

2019年10月31日 23時41分54秒 | 医療情報
子宮移植「賛成」36% 「分からない」46%
2019年10月31日 (木)配信共同通信社

 病気で子宮がない女性に第三者の子宮を移植することの賛否を男女1600人に聞いたところ、36・5%の人が「認めてよい」と答え、「認めるべきではない」の17%を上回ったとする調査結果を30日、東京大病院のチームが発表した。
 一方で46・5%が「分からない」と答えた。国内では慶応大などが子宮移植の臨床研究の準備を進めているが、十分に理解していない人も多いと考えられ、チームは社会の合意を得るためには議論を活発化させる必要があるとしている。
 調査によると、不妊を経験したことがある男女では、子宮移植に肯定的な割合が高い一方で、50代の女性は反対する意見が比較的多かった。
 また自分の娘夫婦が子宮の問題で不妊となった場合、提供者になりたいかどうかを女性に聞いた結果、32・3%が提供意思を示した。一方、19・5%が「娘に子宮移植をしてもらいたくない」、41・1%が「分からない」と答えた。
 第三者の子宮に受精卵を移植して出産してもらう代理出産については、子宮移植よりも少し低い31%が肯定的だった。
 子宮移植は海外では10カ国以上で行われ、妊娠や出産に至ったケースもある。ただ健康な提供者にメスを入れるという倫理的問題から慎重な意見もある。アンケートは20~59歳の男女を対象にインターネット上で2017年に実施した。
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