ベトナムで介護施設運営へ 青森の社会福祉法人
2019年10月31日 (木)配信共同通信社
青森県むつ市で特別養護老人ホームなどを運営する青森社会福祉振興団は29日、ベトナムの病院で、3年後をめどに日本型の介護施設を運営すると明らかにした。8日に病院側と覚書を締結。厚生労働省によると、社会福祉法人が海外で介護施設を運営するのは非常に珍しいという。
同振興団によると、介護施設を作るのは、ベトナム中部の基幹病院であるフエ中央病院。一角を改修し、100床規模の高齢者向け介護施設を設置する。ベトナムでは家族による介護が一般的だが、高齢化や核家族化も進んでおり、今後施設のニーズが高まると判断したという。
また、同病院のベトナム人職員に技術や日本語などを学んでもらい、青森、宮城、福島各県の介護施設で実習してもらう取り組みも計画。日本側には、人手不足が深刻な介護の現場に、信頼できる人材を受け入れられるメリットがあるという。
中山辰巳(なかやま・たつみ)理事長は「帰ってから働く場所があることで、ベトナムの職員にも安心して日本に来てもらえる。しっかりと実習を果たしてもらえるのは双方にとって大きな恩恵がある」と話した。
2019年10月31日 (木)配信共同通信社
青森県むつ市で特別養護老人ホームなどを運営する青森社会福祉振興団は29日、ベトナムの病院で、3年後をめどに日本型の介護施設を運営すると明らかにした。8日に病院側と覚書を締結。厚生労働省によると、社会福祉法人が海外で介護施設を運営するのは非常に珍しいという。
同振興団によると、介護施設を作るのは、ベトナム中部の基幹病院であるフエ中央病院。一角を改修し、100床規模の高齢者向け介護施設を設置する。ベトナムでは家族による介護が一般的だが、高齢化や核家族化も進んでおり、今後施設のニーズが高まると判断したという。
また、同病院のベトナム人職員に技術や日本語などを学んでもらい、青森、宮城、福島各県の介護施設で実習してもらう取り組みも計画。日本側には、人手不足が深刻な介護の現場に、信頼できる人材を受け入れられるメリットがあるという。
中山辰巳(なかやま・たつみ)理事長は「帰ってから働く場所があることで、ベトナムの職員にも安心して日本に来てもらえる。しっかりと実習を果たしてもらえるのは双方にとって大きな恩恵がある」と話した。
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