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再生医療の実用化へ、研究所の新設計画 英オックスフォード大

2016年02月26日 10時03分08秒 | 医療情報
再生医療の実用化へ、研究所の新設計画 英オックスフォード大
その他 2016年2月25日 (木)配信朝日新聞

 英オックスフォード大が、再生医療の実用化を目指して新たな研究所を立ち上げる計画を公表した。国内外の認知度を高めるとともに、同大の強みである心臓、神経、免疫の3分野を中心に、発生学などの基礎医学から得られる知見を再生医療につなげる研究で特色を出すのが狙い。

 来日したジョージ・ホランダー主任教授によると、新研究所は2020年ごろに運用を始める予定。再生医療を成功させるためにも発生学などの基礎医学が重要と位置づける。「生まれる前からの異常が原因になっている病気は珍しくない。病気の理解には発生学の知見は欠かせない」と話す。

 英国では、遺伝子を改変するゲノム編集などの新技術の登場で発生学への関心も高まっている。同大としても新研究所の成果を通して存在感を増したい考えだ。

 同大は、基礎医学分野でもノーベル賞受賞者が輩出した名門。京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長とともに受賞したジョン・ガードン氏も卒業生だ。

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