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逮捕の事実2週間非公表 「検証できない」批判も

2016年12月13日 21時38分32秒 | 医療情報
逮捕の事実2週間非公表 「検証できない」批判も
その他 2016年12月13日 (火)配信共同通信社

 千葉大医学部生が女性に集団で乱暴したとされる事件で、千葉県警は学生を逮捕した事実や氏名を2週間公表しなかった。被害女性の保護や捜査上の支障が理由だが、識者は「公権力行使の正当性が検証できなくなる危険性があった上、最後まで市民が納得するような説明がなされていない」と批判する。
 県警は11月21日、千葉市の飲食店であった飲み会で女性を乱暴したとして、千葉大医学部の男3人を集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕。報道各社は独自取材に基づいて報じた。
 だが県警は共犯者がいる可能性や、捜査に影響が生じることなどを理由に、逮捕した事実や3人の氏名を発表せず「捜査の進捗(しんちょく)で、その都度発表できるか判断する」とした。
 公表したのは今月5日。飲み会に同席していた研修医藤坂悠司(ふじさか・ゆうじ)容疑者(30)を準強制わいせつ容疑で逮捕したのに合わせてだった。県警は「女性から一定の了解が得られ、捜査にも進展があった」と説明した。
 上智大の田島泰彦(たじま・やすひこ)教授(メディア法)は「被害者のプライバシーへの配慮は必要だが、重大事件にもかかわらず、逮捕事実を一切発表しなかったのは市民の知る権利を脅かす」と指摘。
 「千葉性暴力被害支援センターちさと」(千葉市)の大川玲子(おおかわ・れいこ)理事長は「プライバシー保護は最優先で、県警の対応に理解できる部分はある」と話した。

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