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滋恵病院(熊本市)の元看護部長が民泊施設開設 「女性の一生に寄り添う」 カウンセリングも

2019年10月12日 00時03分55秒 | 地域
滋恵病院(熊本市)の元看護部長が民泊施設開設 「女性の一生に寄り添う」 カウンセリングも
2019年10月11日 (金)配信熊本日日新聞

 困難を抱えた妊婦らの支援を続ける看護師で由来助産院相談役の田尻由貴子さん(69)=熊本市西区横手=が、自宅1階に女性を対象にした民泊施設「由来ハウス」を開設した。カウンセリングスペースや乳児が沐浴[もくよく]できる湯船も備え、田尻さんは「母子が心も体もゆっくりと過ごせる、『安心処[どころ]』にしたい」と話している。
 田尻さんは、親が育てられない赤ちゃんを匿名でも預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)がある慈恵病院(熊本市西区)の元看護部長。2007年のゆりかご設置から8年間、24時間の相談業務に当たった。15年に定年退職後も、カウンセリングや講演活動を通じて母子支援を続けている。
 4月まで長女が運営していた助産院兼自宅の1階を民泊施設に改装。対象は主に女性だが、女性が含まれていればグループや家族ででも宿泊できる。6~8畳の3部屋で、定員は3~4人。利用者が希望すれば、助産師や保健師資格も持つ田尻さんが相談を受ける。
 田尻さんは「妊娠や出産、子育てなどでひとり悩む女性だけでなく、介護に疲れて休息を必要としている人も含め、女性の一生に寄り添う施設を考えた」と話す。
 大人用のシャワーやミニキッチン、洗濯スペースなどが共用。宿泊料金(素泊まり)は、1人利用の場合は1室5000円で、2人以上は1室7560~1万2960円。旅行目的やイベント利用の時間貸しもできる。予約はフェイスブックの「由来ハウス」ページなどで受け付ける。同ハウスTEL096(240)2966。
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