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児の自閉症、母の肥満+DMで4倍増【米国小児科学会】 驚きました、この現実に

2016年02月13日 14時22分57秒 | 医療情報
児の自閉症、母の肥満+DMで4倍増【米国小児科学会】
知的障害リスクも有意に高率に
米国学会短信2016年2月12日 (金)配信 小児科疾患精神科疾患産婦人科疾患

 米国小児科学会(AAP)は1月29日、肥満と糖尿病を併せ持つ妊婦の子は、それぞれの病態が単体のときよりも、自閉症リスクが倍増するとした研究を紹介した。同日にPediatrics誌のオンライン版に掲載された。

 同研究は、1998-2014年にボストン医療センターに登録した母子2734組を対象に調査。妊娠前に肥満だった母親の子は、標準体重以下の母親の子に比べて自閉症リスクが2倍高かった。妊娠前もしくは妊娠中に糖尿病を発症した母親の子についても、自閉症リスクは同等だった。一方、肥満と糖尿病を併せ持つ母親の子については、自閉症リスクは約4倍高く、知的障害リスクも有意に高いことが明らかになった。

 著者らは「妊娠時に肥満で糖尿病という”multiple-hits”を抱えた出産は、いずれかの状態よりも胎児の脳発達への影響がより大きい可能性がある」と指摘している。

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