日々

穏やかな日々を

手術不要で完治する乳がんを見極め…「マーカー」遺伝子を世界初発見

2017年09月27日 23時44分17秒 | 医療情報
手術不要で完治する乳がんを見極め…「マーカー」遺伝子を世界初発見
2017年9月27日 (水)配信読売新聞

 乳がんのうち、手術が不要で完治するタイプの判定に役立つ遺伝子を、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の向井博文・乳腺・腫瘍内科医長らのグループが世界で初めて発見し、今月から効果検証に向けた臨床試験を開始した。
 効果が確認されれば、乳がんの5%程度は手術が不要になるとみられる。
 向井医長らはこれまでに、乳がんに化学療法と放射線治療を行った後、乳房の切除手術をしなくてもがんが消えるかを判定する臨床試験を実施。この結果、特徴的なたんぱく質「HER2」の発現があり、ホルモン療法が効かない「ホルモン陰性」の場合、半数以上は手術せずにがんが消えていた。がんが消えたグループでは、遺伝子「HSD17B4」が働いていないことを突き止めた。手術が不要な乳がんを判定するマーカーになると期待される。
 今回の臨床試験の対象はHER2発現があり、ホルモン陰性で、離れた臓器に転移がない乳がん患者200人。がん細胞を採取してHSD17B4の働きを調べてから、化学療法と放射線治療を行い、がんが消えているかを手術で判定する。約30病院で実施する。
 2013年に乳がんと診断された人は約7万7000人。転移がある場合を除き原則として手術を行う。このマーカーが利用できれば、年3000~5000人程度の手術が不要になるとみられる。向井医長は「別のタイプの乳がんや卵巣がんなどでも、このマーカーで手術が不要になる人が分かる可能性がある。患者の負担減や医療費抑制にもつながる」と話している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚介類食べるとうつ病リスク軽減 1日110グラムで

2017年09月27日 23時14分11秒 | 医療情報
魚介類食べるとうつ病リスク軽減 1日110グラムで
2017年9月27日 (水)配信朝日新聞

 魚介類を1日に110グラムほど食べると、うつ病のリスクが下がるとの調査結果を国立がん研究センターなどのチームがまとめ、英科学誌ネイチャーの関連誌(電子版)に26日、発表した。青魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)の影響とみられる。
 40~59歳の長野県内の男女1181人について、魚介類の摂取量や病歴、生活状況を調査。25年後に95人(8%)が精神科医にうつ病と診断された。
 魚介類の1日の摂取量に応じて4群に分けて分析すると、最も少ない群(中央値57グラム)に比べ、2番目に多い群(同111グラム)は、うつ病のリスクが56%低かった。EPAの摂取量でも同様に分析すると、最も少ない群(同200ミリグラム)と比べ2番目に少ない群(同307ミリグラム)は、うつ病のリスクが46%低かった。いずれも摂取量が多いほどリスクが下がるわけではなかった。
 調査を担当した国立がん研究センター・社会と健康研究センター健康支援研究部長の松岡豊さんによると、魚介類をたくさん食べる人はとる野菜の量も多く、揚げたり炒めたりでサラダ油を多く使う傾向がある。サラダ油に含まれるオメガ6脂肪酸は炎症を起こす作用があり、EPAの効果を打ち消した可能性があるという。松岡さんは「心の健康を保つために1日100グラムほどの魚介類を食べてほしい」と話している。
 一般的にサバの切り身は80グラム程度、イワシは1匹80~100グラムという。(南宏美)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症徘徊、公費で保険料 高齢者事故で賠償支払い

2017年09月27日 22時56分45秒 | 行政
認知症徘徊、公費で保険料 高齢者事故で賠償支払い
2017年9月27日 (水)配信共同通信社

 認知症の高齢者が徘徊(はいかい)中に電車事故に遭い、鉄道会社から高額の損害賠償を請求される事案があったことから、神奈川県大和市は、高齢者を被保険者として公費で保険料を負担する制度を導入する。家族の不安を解消するのが狙いで、支払われる賠償金は最大3億円。市は、自治体によるこうした取り組みは全国初としている。
 市議会は26日、約1年分の保険料として約320万円が計上された補正予算案を可決。市は保険を扱う業者を選定した上で、11月から制度を始める方針だ。
 対象は、徘徊の恐れがある認知症高齢者の保護のために市や関係機関でつくる「はいかい高齢者等SOSネットワーク」の登録者。7月末現在で237人おり、登録者を被保険者として契約する。
 自転車とぶつかって相手にけがを負わせたり、物を壊したりした場合の損害賠償にも対応。事故で登録者が死亡した場合や、けがをした際も保険金が支払われる。
 認知症の高齢者を巡っては、愛知県大府市のJR駅構内で2007年、徘徊していた当時91歳の男性が電車にはねられ死亡した事故で、JR東海が約720万円の損害賠償を家族に求めて提訴。一、二審は家族に支払いを命じた。
 最高裁は昨年3月、「家族だからといって監督義務があるわけではなく、介護の実態などを総合的に考慮し、賠償責任の有無を判断すべきだ」との初判断を示し、このケースでは家族に責任はないとしてJR東海の請求を棄却した。
 ただ、状況によっては賠償金を支払う可能性がある。大和市内には小田急線などの八つの駅と32カ所の踏切があり、市の担当者は「本人や家族の不安は大きい。この制度で少しでも安心してもらえれば」と話している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「必要のない解散、信頼度高まらない」小泉元首相が批判

2017年09月27日 22時25分06秒 | 行政
「必要のない解散、信頼度高まらない」小泉元首相が批判
2017年9月27日20時00分朝日新聞

原発ゼロ社会など持論を語る小泉純一郎元首相=27日、千代田区のルポール麹町、又吉俊充撮影

 小泉純一郎元首相は27日、東京都内で講演し、安倍晋三首相の衆院解散の判断について「自民党は安定多数で、必要のない解散。仮に勝っても安倍総理の信頼度が高まる選挙にはならない」と批判した。また、小池百合子都知事の「希望の党」について「衆院選で原発ゼロを争点にすると希望の党は完全に伸びる。一番怖いのは自民党だ」と指摘した。
特集:2017衆院選
 一方、自らの衆院選への関与について、小泉氏は「私は一切、選挙に関わらない」と述べた。小泉氏は25日、持論の脱原発をめぐり小池氏と都庁で会談。希望の党からの立候補も取りざたされているが、こうした見方を否定した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小池氏「見てのお楽しみ」 

2017年09月27日 01時29分49秒 | 行政
小池氏「見てのお楽しみ」 
2017年9月26日04時29分

「希望の党」設立会見で記者の質問に耳を傾ける小池百合子・東京都知事=25日午後2時52分、都庁、柴田悠貴撮影

 東京都議選で既成政党を打ち負かした小池百合子・東京都知事が国政進出に踏み出した。課題山積の都政との両立を危ぶむ声を振り切っての決断に、自民、公明両党からは批判の声が上がる。
小池都知事、国政新党「希望の党」設立へ 自ら代表に
特集:衆院解散、総選挙へ
 「若狭さんや細野さんらが議論してきたが、リセットして私自身が立ち上げる」。25日午後の臨時記者会見の冒頭、小池氏はこう切り出し、自ら先頭に立って衆院選に向けた態勢づくりを急ぐ考えを示した。
 小池氏は当初、国政には深く関与しない考えを明かしていた。7月の都議選で自ら率いる地域政党「都民ファーストの会」が圧勝しても、「私は都知事」と繰り返した。その後、側近の若狭勝衆院議員が新党を視野に入れた政治塾を始めても、「国政は若狭さんに一任している」と話した。
 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた準備や築地市場移転問題など、都政課題は山積している。そんな中、国政への関与を打ち出せば「都政と両立できるのか」(都幹部)など、内外から批判が相次ぐ事態が想定された。
 だが今月中旬、急速に「解散風」が強まり、状況が一変する。若狭氏の政治塾は16日に立ち上がったばかりで、新党の候補予定者数さえめどが立たない。民進党を離れた細野豪志元環境相とも連携したものの、「小池新党」への期待の高まりとは裏腹に、新党は目を引く公約もなかなか打ち出せなかった。「このまま、若狭氏と細野氏に任せていてはダメ。このまま任せたら、失敗すると思い、踏み込んだ。小池知事が表に出る戦略じゃなかった」と小池氏周辺は話す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アベノミクス、雇用改善も消費は低迷 遠い物価上昇目標

2017年09月27日 01時18分52秒 | 行政
アベノミクス、雇用改善も消費は低迷 遠い物価上昇目標
福山亜希、河合達郎、真海喬生
2017年9月26日04時27分朝日新聞

東京金融市場は円安・株高傾向が続く=25日午後、東京都中央区

 安倍晋三首相が25日、衆院の解散・総選挙を表明した。2012年12月の政権発足から約5年。日本銀行の異次元緩和を柱とした「アベノミクス」で円安・株高となった。海外経済の好調もあり、大企業を中心に利益は増え、雇用も改善した。しかし賃金は伸び悩み、節約志向から企業の価格競争は続く。物価上昇率は目標の「2%」から遠い。

 政権発足後、国内総生産(GDP)の実質成長率は13年に上向き、消費増税で大きく落ち込んだ後、再び上向いた。日銀の大規模緩和による円安で輸出企業を中心に企業収益が一気に伸び、堅調な海外経済も後押しして、最近は6四半期(1年半)連続でプラス成長が続く。茂木敏充経済再生相は25日の記者会見で、12年12月からの景気拡大は、「戦後2位の『いざなぎ景気』(4年9カ月)を超える長さとなった可能性が高い」と述べた。
 だが景気に力強さはまだない。円安による輸出採算の改善や海外経済に引っ張られた外需主導の景気回復が続くが、国内での賃金上昇、消費改善の好循環につながっていないからだ。
 雇用指標は大きく改善した。7月の有効求人倍率は1・52倍と43年ぶりの高水準。人手不足で新卒学生の就職は「売り手市場」だ。
 一方、賃金の伸びは鈍い。春闘交渉では、政権の経済界への働きかけもあり4年連続のベースアップが実現したが、今年は過去4年で最も小さい上げ幅だった。実質賃金指数は低水準が続く。14年の消費増税や、社会保障費の負担増を賃上げでカバーできず、家庭は財布のひもを締める。
 「節約志向」を受け、大手スーパーなどでは最近、値下げの動きが続く。日銀は「景気は拡大している」とするが、強気な黒田東彦(はるひこ)総裁も「賃金、物価が上がりにくいことを前提にした考え方が企業や家計に根強く残っている」と認めざるを得ない状況だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍晋三氏の独裁は、母よりきている。

2017年09月27日 01時14分17秒 | 行政
安倍晋三氏の独裁は、母よりきている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍洋子さんとは

2017年09月27日 01時03分15秒 | 行政
安倍洋子 ウィキペディアより

安倍 洋子(あべ ようこ、1928年6月11日[1] - )は、岸信介の長女、安倍晋太郎の妻、安倍寛信・安倍晋三・岸信夫らの母[2]。書家としても知られる[3]。

3代にわたる政治家一家である岸/安倍家の「ゴッドマザー」とも[4]、また、長く清和政策研究会所属議員夫人たちのリーダーを務め[5]、政界に信奉者が多いことから「政界のゴッドマザー」とも称される[6]。

経歴[編集]

岸信介・良子夫妻の長女として、東京府豊多摩郡中野町千光前町(後の東京都中野区中野2丁目)に生まれた[2][7]。父・信介の満州国政府への赴任中(1936年 - 1939年)は、中野の家で、母方の祖母に育てられた[7]。

1941年に一家は新宿柏木に転居したが、1945年に洋子が白百合高等女学校(現・白百合学園中学校・高等学校)を卒業した後、岸家の実家がある山口県田布施町へ疎開し[8]、洋子も山口銀行の田布施支店に勤務した[9]。

1949年、上京し、叔父佐藤栄作の吉祥寺の旧宅に入る[10]。1950年6月、後に衆議院議員、外務大臣となる、当時は毎日新聞の政治部記者だった安倍晋太郎と見合いをし、1951年5月に結婚した[10]。その後、晋太郎との間に息子3人をもうけ[2]、長男・寛信は会社員、二男の晋三は衆議院議員、総理大臣となり、実家の岸家を継いだ三男の岸信夫も衆議院議員となった。

1953年、第26回衆議院議員総選挙に山口2区から岸信介が立候補した際に、初めて選挙応援の挨拶に回った[10]。また、1955年の保守合同の頃には、渋谷南平台の岸家に、安倍一家も同居していた[10]。その後、岸が外部大臣となった2か月間は白金の公邸に一緒に移り住んだが、総理大臣となって以降に岸は総理公邸には住まず南平台に戻り、安倍一家もこれに従った[11]。

岸の政界引退後、洋子は夫の安倍晋太郎の選挙区(山口1区)における活動の指揮をとり[5]、その後は息子たちの選挙に関わり続けたが、「選挙は何回やっても大変です」と述べている[12]。

現在は渋谷区富ヶ谷に所有するマンションに居住する[5](ちなみに晋三夫妻も同じマンションの別の部屋に住んでいる[13])。

この間、洋子自身も国際婦人福祉協会募金委員[2]、政治家夫人らの書道グループ「雍容苑」会長、梅若六郎後援会長[14]、赤間神宮崇敬会会長[15]など、多数の団体の役職を務めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(社説)衆院選 大義なき解散 「首相の姿勢」こそ争点だ

2017年09月27日 00時37分00秒 | 行政
(社説)衆院選 大義なき解散 「首相の姿勢」こそ争点だ
2017年9月26日05時00分

 安倍首相が衆院の解散を表明した。10月10日公示、22日投開票で行われる方向の衆院選の最大の「争点」は何か。
 民主主義の根幹である国会の議論を軽んじ、憲法と立憲主義をないがしろにする。そんな首相の政治姿勢にほかならない。
 きのうの記者会見で首相は、少子高齢化と北朝鮮情勢への対応について国民に信を問いたいと訴えた。
 少子高齢化をめぐっては、消費税率の10%への引き上げを予定通り2019年10月に行い、借金返済にあてることになっている分から、新たに教育無償化などに回す。その是非を問いたいという。
 だが、この使途変更は政府・与党内でまともに議論されていない。そればかりか、民進党の前原誠司代表が以前から似た政策を主張してきた。争点にすると言うより、争点からはずす狙いすらうかがえる。国民に問う前に、まずは国会で十分な議論をすべきテーマだ。
 核・ミサイル開発をやめない北朝鮮にどう向き合うか。首相は会見で「選挙で信任を得て力強い外交を進めていく」と強調したが、衆院議員を不在にする解散より、与野党による国会審議こそ必要ではないのか。
 首相にとって今回の解散の眼目は、むしろ国会での議論の機会を奪うことにある。

 ■国会無視のふるまい
 首相は28日に召集される臨時国会の冒頭、所信表明演説にも代表質問にも応じずに、解散に踏み切る意向だ。
 6月に野党が憲法53条に基づいて要求した臨時国会召集の要求を、3カ月余りも放置した揚げ句、審議自体を葬り去る。憲法無視というほかない。
 いま国会で腰を落ち着けて論ずべき課題は多い。首相や妻昭恵氏の関与の有無が問われる森友・加計学園をめぐる疑惑もそのひとつだ。首相は会見で「丁寧に説明する努力を重ねてきた。今後ともその考えに変わりはない」と語ったが、解散によって国会での真相究明は再び先送りされる。
 国会を軽視し、憲法をあなどる政治姿勢は、安倍政権の体質と言える。
 その象徴は、一昨年に成立させた安全保障関連法だ。
 憲法のもとで集団的自衛権の行使は許されない。歴代の自民党内閣が堅持してきた憲法解釈を閣議決定で覆し、十分な議論を求める民意を無視して採決を強行した。
 今年前半の国会でも数の力を振り回す政治が繰り返された。
 森友問題では昭恵氏の国会招致を拒み続ける一方で、加計問題では「総理のご意向」文書の真実性を証言した前文部科学次官に対して、露骨な人格攻撃もためらわない。

 ■議論からの逃走
 極め付きは、「共謀罪」法案の委員会審議を打ち切る「中間報告」を繰り出しての採決強行である。都合の悪い議論から逃げる政権の姿勢は、今回の解散にも重なる。
 北朝鮮の脅威などで地域情勢が緊迫化すれば、政権与党への支持が広がりやすい。選挙準備が整っていない野党の隙もつける。7月の東京都議選の大敗後、与党内から異論が公然と出始めた首相主導の憲法改正論議の局面も、立て直せるかもしれない。タイミングを逃し、内閣支持率が再び低下に転じ、「選挙の顔」の役割を果たせなくなれば、来秋の自民党総裁選での3選がおぼつかなくなる……。そんな政略が透けて見える。
 森友・加計問題とあわせ、首相にとって不都合な状況をリセットする意図は明らかだ。
 もはや党利党略を通り越し、首相の個利個略による解散といっても過言ではない。
 森友・加計問題については、自民党の二階幹事長から信じられない発言が飛び出した。「我々はそんな小さな、小さなというか、そういうものを、問題を隠したりなどは考えていない」
 だがふたつの問題が問うているのは、行政手続きが公平・公正に行われているのかという、法治国家の根幹だ。真相究明を求める国民の声は、安倍政権に届いているようには見えない。

 ■数の力におごる政治
 安倍政権は12年末に政権に復帰した際の衆院選を含め、国政選挙で4連勝中だ。
 これまでの選挙では特定秘密法も安保法も「共謀罪」法も、主な争点に掲げることはなかった。なのに選挙で多数の議席を得るや、民意を明確に問うていないこれらの法案を国会に提出し、強行成立させてきた。
 きのうの会見で首相は、持論の憲法9条の改正に触れなかったが、選挙結果次第では実現に動き出すだろう。
 もう一度、言う。
 今回の衆院選の最大の「争点」は何か。少数派の声に耳を傾けず、数におごった5年間の安倍政権の政治を、このまま続けるのかどうか。
 民主主義と立憲主義を軽んじる首相の姿勢が問われている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(座標軸)憲法ないがしろの果てに 論説主幹・根本清樹

2017年09月27日 00時35分32秒 | 行政
(座標軸)憲法ないがしろの果てに 論説主幹・根本清樹
2017年9月26日05時00分朝日新聞

 国の最高法規に背を向け、国権の最高機関を軽んじ、安倍首相が衆院解散を表明した。憲法あれどもなきがごとし、である。
 内閣不信任が決議された場合は別として、いつ何時なら内閣は衆院を解散できるのか。憲法が明示しないことから、長く議論が続き、なお決着を見ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福井の福田優さん(75) 大学長後も 生涯一医師 1日100人診察、最新知識習得 「人の役 立てるなら」

2017年09月27日 00時29分12秒 | 教育
福井の福田優さん(75) 大学長後も 生涯一医師 1日100人診察、最新知識習得 「人の役 立てるなら」
2017年9月26日 (火)配信福井新聞

 福井大学長を6年間務めた福田優さん(75)=福井市=が2013年の退任後も医師として現場に戻り、健診医という新たなフィールドで挑戦を続けている。学長退任後に医療分野で現場復帰するケースは極めて珍しいが「新しいことを学び人の役に立てるのはうれしい。体が動く限り、医師を続けたい」と意欲は尽きない。
 「大きく息を吸って、吐いて。たばこは吸いますか。空気を吸うと少し雑音するね」。福井市和田2丁目の県予防医学協会の診察室。福田さんは聴診器を受診者の胸に当て、穏やかな表情で語り掛ける。
 長く従事してきた病理医の仕事に加え、学長退任後に同協会の非常勤医師として働き始めた。国立大学協会(東京)によると、学長退任後に医療分野で現場復帰するケースは全国でも珍しいという。現在、同大名誉教授で特別顧問だが、週の半分は同協会や、健診バスで出向いた県内各地のオフィス、市町などで診察している。
 健診医は、まだ自覚症状のない受診者と専門医をつなぐ橋渡し役で、早期発見と治療の鍵を握る。1日100人以上も診ることがあるため、1人の診察は約3分間。カーテンを開けた瞬間から歩き方や姿勢など“診察”が始まる。福田さんは穏やかな口調で受診者の緊張を解き、信頼関係を築いた上で、適切な診断を行う。「健診はチーム医療。周囲の優秀なスタッフがいてこそ」と感謝の言葉を繰り返す。
 医師としての原点は、小学生時代の出来事。近所の子どもが放ったゴムパチンコの石が祖母の目に当たり失明、脳出血で亡くなった。大切な人を失った悲しみが、今も原動力の一つになっている。
 健診医として総合診療の知識を深めようと、最新の専門書などを時間を見つけて読み進めているという。「新たな知識を得る時間が楽しい。そしてこれが地域医療に還元でき、人の役に立てるのならうれしい」とにこやかに話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン