9時、起床。
朝食の写真から始まることが多いが、実際は、起きてすぐ朝食というわけではない。1時間から1時間半くらい経っている。トイレ、洗面(髭剃り)、着替え、一階の雨戸を開け、仏壇の花の水を替え、蝋燭をつけ線香を上げ、南無阿弥陀仏と手を合わせ、神棚の水を替え、二礼二柏手一礼、庭先のナツの墓の水を替え、ポストから新聞を取ってきて、トイレに入る。こうした一連のルーティンを経て、ようやく朝食を作り始める。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、オムレツ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを書いてアップする。
チャイ、書斎でかくれんぼはやめなさい。
剥がれて、埋め戻した(麻酔がよく効いていなくて痛かった)右手の小指の爪だが、死んでいるのか、まだ生きている(あるいは蘇生した)のか判然としない。
昨日が締め切りのゼミ論文(最終版)。3回目の校正作業(学生が分担してお互いのゼミ論を校正する)の段取りを決めて、Moodleにアップする。コロナ前であれば、全員での校正作業は2回までで、3回目(最後)の校正作業は精鋭部隊数名と研究室で3日間で済ませるのだが、コロナ下ではそれができない。3回目の校正作業が終わったら、ゼミ論文(完成版)となる。締め切りは2月4日だ。最終版と完成版の一番の違いはゼミ論集としての通し頁が付くところだ。
昼食を食べに出る。大井町に行く。
とんかつの「丸八」。今年初。
入口に一番近いカウンター席に座り(そこしか空いていなかった)、カツサンドを注文。キャベツの漬物をつまみながらできあがるのを待つ。
カツサンド(1200円)。キャベツはサービス。自家製マヨネーズは別注(50円)。
いろいろな店に行くが、それぞれの店で注文するものはだいたい決まっている。「丸八」ではカツサンド。カツライス(ロースやヒレ)は他のとんかつ屋でも食べられるが、カツサンドはここだけだ。お土産で注文する客はたまにいるが、カウンターで食べている客はめったにいない。でも、カウンターで食べる焼きたて揚げたてのカツサンドは絶品なんですけどね。
しばらくするとカウンターにいた客はみんな引いた。「繁盛してるように見えますが、波があるんですね」と若旦那に聞くと、「やはりコロナで客足は引いてます。鍋の味噌汁の減り方が違います。今日はいつもの半分のペースです」と言った。息子さんが見習いで店に出ていた。「受け取ったお札はすぐにレジの中に入れないで、お釣りをお渡しするまで、マグネットで壁に貼っておくこと」と指示していた。若旦那はスリムだが、息子さんは太っている。
食後のお茶は「ポットリー」で。
けっこう客が入っている。カウンター席に座る。
私は注文を言う前に「ロイヤルミルクティーでいいかしら」とマダムが言った。はい。
「このカップは並び替えたりするんですか」と聞いてみた。「はい、2か月に一度くらいのペースで回転させてます」とマダム。そうでしょうね。そうしないと、小柄なマダムには上段のカップは手に取れないだろう。カップはそのつどマダムが選ぶが、出て来たことのないカップも結構ある。「自分のお気に入りのやつをついつい選んじゃうから」とマダムは言った。
店の前は桜並木。彼岸桜、ソメイヨシノ、八重桜の3種があるから、長い期間楽しめる。
蒲田に戻ってくる。そろそろ日が暮れる。
東京のコロナの新規感染者のニュースが出る時刻だ。予想されたことだが、1万人を越えた。
日没だ。
雲はなく、空が茜色に染まっていく。
『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。冒頭、彼からコンサートの延期のお知らせ。
火曜日の演習「現代人と孤独」は次回(最終回)もオンラインで行うことを受講生に通知する。
夕食は秋刀魚の生姜煮丼、サラダ、ワカメの味噌汁。
デザートはいただきもののカステラ。
食事をしながら『しもべえ』第3話(録画)を観る。お助けマンの彼の正体が見えて来た感じである。『ミステリーと言う勿れ』、『ゴシップ』と肩を並べるほどではないが、楽しめるドラマである。
句会の主宰の紀本さんから明日の句会の作品リストがLINEで送られてきた。印刷して、選句(たぶん5句だろう)をする。時間にゆとりがあるから、たんに選句をするだけでなくて、感想をメモしたりもできる。
『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をラジオで(ライブで)聴きながら、今日の日記を付ける。彼はライブを年末で完了している。
ゆっくり入浴。
1時半、就寝。