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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月7日(日) 小雨

2019-07-08 15:56:37 | Weblog

8時、起床。

サラダ(+サラダチキン)、牛乳、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、集合場所である東京駅八重洲口の高速バス乗り場へ。10時半に集合し、11時発の安房鴨川行きのアクシー号に乗車。

アクアラインを渡って木更津、そして房総半島お横断して鴨川に至る2時間ちょっとの道のりである。

蒲田駅で購入した崎陽軒の幕の内弁当をバスの中で食べる。 

バスの中で少しウトウトする。

 

バスは1時過ぎに安房鴨川駅前に到着。そこから4台のタクシーに分乗して(学生は12名)、鴨川セミナーハウスへに着いたのは1時半ごろ。 

早稲田大学に着任してから25年、最初の何年かは軽井沢セミナーハウスを使っていたが、以後はずっとここを利用している。 

いまは年に3回、7月(3年ゼミ合宿)、10月(4年ゼミ合宿)、12月(3年ゼミ合宿)にやってくる。すっかりおなじみの風景である。ベランダから下に見るのは城西国際大学のセミナーハウスである。 

教員用のツインルームをいつもシングル―ユースである。 

もう少し広いデスクが欲しいが、贅沢は言うまい。Wi-Fi環境が整ったのはとても助かる。 

2時15分から演習スタート。 今回の1泊2日の3年ゼミ合宿の目的は、将来のゼミ論につなげるべく、各自がいま一番関心のあるテーマについて報告してもらうことである。 報告時間は報告+質疑応答で一人当たり30分。12名いるので計6時間の演習である。

夕食(6時)までに6名の報告。そのテーマは以下の通り。

 きょうだい構成と性格

 非日常(非現実)は日常をどう支えるのか

 服飾による自己呈示と準拠集団の関係性

 チームワークは個人の知力に勝てるのか

 社交の場としてのラジオの可能性

 初対面時に人はどう演じるのか  

夕食のメニューはけっこうボリュームがあった。これで1080円。

前菜風の盛り合わせ(味噌コンニャク、春雨サラダ、香の物)

 

肉野菜炒め。

フライの盛り合わせ。

魚のすり身を蒸してあんをかけたもの(以前は食堂の入口にメニューが出ていたが、いまはないので、ちょっとあてずっぽう)。 

特別料理(刺身の舟盛り)をリクエストしておいた( 10800円)。

テンションが上がる。 

夕食の後はニューヨークタイムズ(入浴時間)。今夜の宿泊はわれわれのゼミだけなのでゆったり入れる。

8時から演習再開。2泊3日の合宿の場合は夕食後は自由時間なのだが、なにしろ1泊2日(明日は朝食を食べて部屋の掃除をしてチェックアウト)なので、夕食後も演習をやるのである。2日目の午前中に演習をして、昼食を食べてからチェックアウトというやりかたもあるが、たいていチェックアウトする日の午前中の演習は前夜の飲酒と寝不足でまともな演習にならないことを私は経験的に知っている。

夕食後の演習の6名の発表テーマは以下の通り。

 トランスナショナルに生きる~移民と地域住民をつなぐ「媒介者」になるには~

 生涯未婚の選択と自己肯定感の相関につい

 現代社会における女性の働き方

 日本の過剰なお客様意識

 内面世界の言語化

 マイペースな性格が与える人間関係の悩み

終了したのは11時半。 今回報告したテーマでゼミ論は確定というわけではない。ゼミ論の提出は4年生の12月である。まだ1年半ある。テーマの修正、変更はもちろんかまわない。要は一生懸命考えることである。社会にとって重要なテーマでもいいし、自分にとって重要なテーマでもいい、しっかり取り組んで下さい。

1時半、就寝(私は)。

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