7時半、起床。
ロールパン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
朝刊に柳生博さんの訃報が載っていた。85歳だった。テレビでお見かけしなくなって久しいが、40代の頃に山梨県北杜市に家族で移住されて(いまでいう「田舎暮らし」ブームの先駆けだったと思う)、亡くなるまでそこで暮らしておられたようだ。温和な表情と声の俳優さんだった。ご冥福をお祈りします。
本日の『きむどんどん』。土壇場の大逆転、暢子の東京行きは中止となった。借金はどうなるのかとかいうことをSNSであれこれ言っている人たちがいるが、そもそも身売されるわけではなかったのだから(たんに口減らしにすぎない)、暢子が東京に行っても借金問題が解消するはずのものではなかったのである。子役たちは今日で出番はおしまい。笑顔で終れてよかったではないか。
チャイには母親やきょうだいと過ごした日々の記憶はあるのだろうか。
かかりつけの耳鼻科に電話をして薬がなくなたので、診察なしで、薬だけ出してもらえるようにお願いする。
昨日のブログを書いてアップする。
昼頃(午前中の診療時間が終るころ)耳鼻科に処方箋を受け取りに行く。入口のところのハナミズキが満開である。
医院の向かいの薬局に処方箋をもっていく。
1時を回るころ、家を出る。
「ムラカリータ―」で昼食。
今日は初夏の陽気だ。冷たい水が美味しい。
このところ軽めの昼食が続いていたが、今日は8時くらいまでゼミなので、しっかりと食べておかなくてはならない。
東京駅の改札(丸の内北口)を出て、東京駅ステーションギャラリーにふらりと入る。アンドレ・ボーシャンと藤田龍児のコラボ展だ(藤田は3階、ボーシャンは2階)。
展示場内はカメラNGだが、3階から2階に移動するときの階段部分はOK。久しぶりの場所である。
コロナで「予約」しないと見られない美術館が増えたが、私にとって美術館は「ふらり」と入るものなので、しばらく行けていなかった。
展示場を出ると窓から光の差し込むロビーに出る。
窓からは東京駅前(丸の内中央口前)の風景。
早稲田に着いて「カフェゴトー」で一服。
美術館のショップで購入した図録を眺める。藤田龍児という画家の作品はたぶん初めて見たが、「西洋化した谷内六郎」という印象を受けた。郷愁の漂う町の風景を描いて、日本の町でありながら西洋の町のように描かれた「どこにもない町」なのである。
5限・6限はゼミ。
前回に続いて、3月に卒業した先輩たち(12期生)のゼミ論集を読んでの感想を語ってもらう。
来週はGWでゼミはお休み。GW明けからは、4年生はゼミ論のテーマについての発表、3年生はテキストを読みながら社会学的思考のレッスンをする。
よいGWを。
昼食をしっかり食べていたので、8時過ぎに大学を出るときはまだお腹が減っていなかった。蒲田に着いて「ちよだ鮨」でテイクアウトした鉄火巻きと稲荷を食べる。
食事をしながら『正直不動産』第3話(録画)を観る。
美術館のショップで購入したのは図録だけではない。このクリアーファイルは藤田の「静かなる町」が使われている。
今回の美術展のチラシを(折らずに)入れるために買ったのである。
ポストカードも2枚購入した。1枚は藤田の「絵の中の我が家」。
もう1枚はボーシャンの「トゥールの大道薬売り」。
ちなみに今回の二人展の企画の説明書きの中に藤原清輔の和歌が引かれていた。
長らへばまたこの頃やしのばれむ憂しとみし世ぞ今は恋しき
「新型コロナウィルスの蔓延で息苦しい閉塞感に包まれながら、同じような想いを抱いた多くの人の心を、アンドレ・ボーシャンと藤田龍児が描いた作品が少しでも癒してくれたら、と願わずにはいられません。」
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。