フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月17日(月) 曇り

2024-06-18 12:13:24 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログに取り掛かる。「書く」ではなく「取り掛かる」といったのは、句会の日のブログは長尺のものになるから。

途中まで書いたところで昼食を食べに出る。

「ホンズ・キッチン」に行く。先月は来ていないので、2カ月ぶりである。

ブン・チャージョーを注文。

ご無沙汰している間に新しいスタッフさんが入っていた。ベトナムの方で、フェイ(?)さんという。でも、ベトナム人の人の名前は私にはちゃんと聞き取れない。これまでいた方(ウェイさんやタンさん)は回数が減るか、辞めて別の場所で働き始めたそうである。しばらく来店の間隔が空いてしまうとこういうことになりがちである。お別れの挨拶がちゃんとできなかったのは残念だ。あたらしい場所で頑張ってくださいね。

昨日のブログの続きがあるので、カフェには寄らず、家に帰る。都知事選には予想以上の立候補者がありそうで、ポスターの掲示板が48人分のスペースでは不足しそうだとのこと。おや、まあ。ポスターを貼るか貼らないかは別として一応人数分のスペースを確保しておかなくてはなりませんから、大わらわですね。

今日は棋聖戦五番勝負第2局が戦われていることを忘れていた。いや、覚えてはいたのだが、句会ブログに集中していて、忘れていたのである。ネットTVを点けると、盤面は先手の藤井の優勢(AIの形成判断)のようだ。。

藤井が3五歩と突いたところ。機敏な動きである。先手の玉の囲いは堅く、対して後手の玉の囲いは不完全である(一手、6二金と上がりたいところだが、その余裕がない)。

ブログを書きながら、中継を観る。

局面は後手が角銀交換で入手した銀を4七銀と飛車金両取りに打った手に対して、先手が5五桂と打ち返したことろ。解説の棋士たちが感嘆の声をあげる。ふつうは4七銀と打たれてはダメだから、そうらならないように指すものだが、藤井はその先を読んで返し技(5五桂打ち)を用意していたのである。

後手は同歩と桂馬を取り、同金に3八銀不成と飛車を取った。先手の次の一手(6四歩)が厳しいのはわかっているが、4七銀と打った以上、飛車を取れないようでは話にならない。

6四歩、5二銀引、5四歩、6六桂、5三歩成、5八飛と手は進む。山崎としては敗勢を自覚しながら、しかし、藤井が一手でも緩い手を指したら逆転勝ちという構想で手を進めている。5八飛は詰めろではないが、5五の金取になっているので、藤井もこの要所の金を取られないようにしながら、且つ、相手にあまり駒を渡さないようにしながら攻めをつなげなくてはならない。解説の棋士は「AIの評価は大差になっていますが、自分ならとても自信を持って指せる局面でありません」と語っていた。

手は進んで、最終的な局面。千日手模様で粘る後手だったが、先手が金を持駒にしたことで2二金打からの即詰めの順が生じた。

この後、数手で山崎が投了した。あの「5五桂打ち」から藤井は一手も緩むことなく勝ち切った。見事である。これで藤井の2連勝。第3局は7月1日と少し先になるが、藤井は今週の木曜日(20日)に叡王戦第5局を控えている。伊藤匠七段と2-2で迎える最終局(持将棋にならない限りは)である。

句会ブログは対局を観ながら書き終わり、アップした。

夕食はカジキのソテー(バルサミコソース)、スナップエンドウ、沢庵、茄子の味噌汁、ごはん。

妻はバルサミコをよく使う。「バルサの女」なのだ(注:伊丹十三監督の『マルサの女』のもじりです)。

デザートはサクランボ。とても甘い。

食事をしながら『世にも奇妙な物語』(録画)から「追憶の洋館」と「友引村」の2篇を観る。

レビューシートのチェック。

10時から『アンメッツ』第10話をリアルタイムで観る。例によって妻の要望なり。脳腫瘍の患者(加藤雅也)とその妻(赤間麻里子)のエピソードがとてもよかった。加藤雅也はよくドラマで見かけるが(最近では『リヴァーサル・オーケストラ』に世界的なマエストロ役で出たていた)、赤間麻里子は何に出ていただろう? 調べたら『虎に翼』の花江の母親役で出ていた。う~ん、気づかなかった。この夫婦のエピソードは最終回の「決断」の伏線だろうか。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

明日は大雨になるらしい。季節を感じないビルの中で働いている人たちも出勤は難儀であろう。ご苦労様です。

1時、就寝。

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