フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月1日(金) 晴れ

2019-02-02 09:22:45 | Weblog

9時、起床。

今日から2月だ。書斎の壁掛けカレンダーをめくる。あらま、卓上カレンダーの1月と同じハリネズミのイラストである(まったく同じイラストではないが、題材が同じだから、両方使っている私としては1月の延長のように感じられる)。

1月は忙しかった。正月休みが明けてから何の予定も入っていない日は二日しかなかった(14日と21日だけ)。もちろん予定は仕事だけでなくプライベートの予定、たとえば卒業生との季節のカフェなども含まれる。それは社交であるが、社交もまた仕事同様、社会的活動の一種である。今日は久しぶりに何の予定も入っていない一日だ。

サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日の『まんぷく』。麺の開発の苦労話が始まった。スープは所詮「美味しいスープ」(濃縮が必要だったが)ということで、それはラーメン屋ならみんな苦労していることだから画期的というわけではない。しかし、麺は「お湯をかけるだけで食べられる」ものを目指すわけで、即席ラーメンという画期的な商品の核心にあたる部分である。これは一週間では解決しない話だろう。でも、そんなには引っ張れない(麺だけに伸びてしまっては不味い)。その後は3月末までどんな話が残っているのだろう。

昼食は妻と外で食べることにする。お隣のNさんの庭に夏みかんがたわわに実っている。

 散歩がてら(20分ほど)「HITONAMI」へ行く。平日の午後2時だが、けっこう混んでいる。

 私は初めてスパンシーチキンカレーを注文した。

文字通りスパイシーで鶏肉の入ったカレーライスだった。「カレーはやっぱりチキンカレー」(これは草彅剛主演のドラマ『僕の歩く道』で主人公がしばしばつぶやいた言葉である)。

妻はロール白菜をメインにスペイン風オムレツと蒸し野菜の味噌ドレッシングの一汁三菜の構成をチョイス。 

われわれが食事を終えた頃に女性の二人客が入ってきたので、席を立つことにした。

食後のお茶は池上駅前の「浅野屋」で。創業「宝暦二年」(1752年)の正真正銘の老舗である。 

この店の問題点は、閉店時間が早いことである。午後4時ですよ(もっと早いこともある)。なので卒業生との池上散歩では池田屋や藤乃屋の方をよく利用している。

駅前という絶好の立地条件なのにもったいないことである。

窓際の4人掛けの席にゆったりと座る。 妻はコーヒーだけ。

私は寿セット(葛餅とあんみつ)。750円なり。妻に「少し食べる?」と尋ねたが、「いらない」との答え。どうやら間食を断とうと決意したらしい。もう一度「少し食べる?」と尋ねたら、「いらないって言ってるでしょ」とちょっと怒った口調になった。「ほら、甘味が不足すると怒りっぽくなる」と私が茶化すと、妻は苦笑しながらサクランボと寒天を口に運んだ。そして店を出てから「豆カンを注文するという手はあったわね」とつぶやいた。 そう、オール・オア・ナッシングでなく、両者の間の多様な妥協点を模索すべきなのは外交と同じである。

帰りは池上線に乗った。妻は池上駅は久しぶりで、工事中の駅舎を見て、簡単な工事だと誤解したようで、私が壁に貼ってある完成予想図を示したら驚いていた。そう、すっかり別の駅になるのである。

蒲田駅から自宅に戻る途中の商店街に出来た(「ぐるぐるベーグル」の後に)「T'spoon」。 

明日が正式オープンである。 

日が暮れてから花屋に仏花を買いに行く(池上からの帰りに買おうと思って忘れていた)。花屋に夜来ることはめったにないので、何時まで営業しているのかわからなかったが、8時までらしい。

「あるす」の前を通る。灯りが消えてからずいぶんになる。 

夕食は揚げシューマイ、昆布巻き、サラダ、味噌汁、炊き込みご飯。 

揚げシューマイには汁をかけて。 

正月の昆布巻きはニシンだったが、今日は鮭。 

サラダの野菜は「HITONAMI」で購入した無農薬野菜。蒸し野菜の味噌ドレッシングに使われているものと同じものだ。 

3時、就寝。

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