8時、起床。
チーズトースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
雨が降っている。けっこう強い雨である。妻は1月に亡くなった実母の初盆で横浜の墓地へ出かけた。
10時に近所の動物病院にチャイを連れていく。自転車が使えないので、バッグを肩から下げ、傘を差していく。
点滴と投薬は短時間で終わり、家に戻ってくる。
網戸越しに雨を眺めるチャイ。
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町
かかりつけの(私が)近所の歯科医院に電話して、もらって使っていた抗生剤がなくなったので、出してもらえるかを聞いたところ、今日、来られますか、11時はどうでしょう(あと15分ほどである!)というので、でかける。この雨でキャンセルが出たのだろう。
診てもらったところ、今回の痛みは前回の親知らずとは別で、右上の犬歯の周辺の歯茎が腫れているせいでしょうとのこと。歯と歯茎の間に薬を注入される。
待合室に貼ってある「オーラルフレイル」予防のポスター。活舌が悪くなる前に退職できてよかった。
昨日のブログを書いていると、妻が墓参りにから戻ったので、私は昼食を食べに出る。
矢口渡の「燈日」に行く。
大丈夫、テーブルは空いている。
先週から定食メニューが更新されている。アジフライにしよう。
食事が運ばれてくるのを待ちながら『ガルシア=マルケス中短編傑作選』から「聖女」を読む。
燈日定食(アジフライ)。ソースと辛子が付いてくる。言えば醤油も出て来るだろうが、郷に入れば郷に従えである。
ふっくらサクサクのアジフライ。やはりアジは天ぷらよりもフライに向いている。磯臭さはあっても、衣とソースと辛子がそれを気にならなくしている。穴子は天ぷらの方が美味しいだろう(まだ穴子のフライというものを食べたことがないので決定的ことはいえないが)。豚肉とくにロースはやはりフライ(トンカツ)だろう。天ぷらでもフライでも美味しいのは海老くらいではないだろうか。
食後のドリンクはアイスカフェラテ。ここでは9割方そうなる。
大森の「ベイクマン」に電話で取り置きをお願いした食パンを取りに行く。
「ちえちゃん食堂」が閉店していた。
昨日が最終営業日だったのか。
常連客一同からの花が置かれていた。食堂では珍しいことだ。私は数回利用しただけだったが、店主さん夫婦の人柄が人気だったのだろう。
「ベイクマン」に到着。
いつものように食パン二斤を六枚切りで。袋もお願いして912円。
蒲田に戻ってくる。
雨はすっかり上がって、晴れてはいるが、雲の状態が不安定である。
猫じゃらしを摘んでいく。
チャイの顔の前にもっていく。
猫の本能を刺激されたようである。
書斎のデスクの上に載ってくる。今日は好奇心旺盛である。熱はあいかわらずあるはずだが、熱があるという状態になれたのかもしれない。
夕食はピーマンの肉詰め、サラダ、香の物、玉ねぎと人参とジャガイモのスープ、ごはん。
ピーマンの肉詰めは半分を醤油で、半分をソースとケチャップで食べる。
食事をしながら『19番目のカルテ』初回(録画)を観る。大病院に新設された総合診療科の医師(松本潤)が主人公。医療ドラマというとゴッドハンドが主人公のことが多いが、彼はそうではなく、専門の枠を超えた診察・診断の名医のようである。診断ならAIの得意分野になっていくだろうが、患者を注意深く観察して症状のデータを入力するのは人間の仕事であろう。
チャイを抱っこして夜の散歩。いつもより長めの散歩。
風呂から出て、「サンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。今回は「納涼リスエスト大会」。
1時半、就寝。