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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月9日(火) 晴れ

2013-04-10 11:09:47 | Weblog

  7時半、起床。バタートースト(ブドウパン)、牛乳の朝食。 焼く時間(2分)は同じなのにブドウパンは焦げ目がしっかりとつく(美味しそうだ)。水分とか糖分とかが多いせいだろうか。

   原稿(まだ書き終わっていない)を編集者に送ってから大学へ。今日が自分にとっての授業初日だ。

   3限は演習「個人化の社会学」。教室の勘違いしていたようで、バタバタする。10分ほど遅刻して教室に入る。演習の初回は定番の自己紹介。10名ずつ前に出てもらい(全部で4グループ)、ホワイトボードに名前を書いてもらってから、1人あたり2分で自己紹介&質問。1グループが前に出ている時間は20分ほど。その間にその10人の顔と名前を覚えること。演習では学生は大教室での講義のように匿名的存在でいることはできない。演習では名前のある人間同士がディスカッションを行うのである。自己紹介はそのための準備作業である。

   グループごとに撮った写真はひとりひとりの名前のキャプションをつけてコースナビにアップする。来週までにこれを見て、全員の名前を覚えてくること。 これが最初の宿題。

   キャンパスは校舎の工事が新しい段階に入り、いよいよ迷路状態になった。これまであまり歩かなかった場所を歩く。事務所の裏側の一角は小さな公園のようになっているのだが、見事な八重桜が咲いている。

   昼食を神楽坂の「SKIPA」に食べに行く。定食にインド料理のテイストが加味されていた。サービスでいただいた秋刀魚のつみれのカレーは味わい深い一品だった。明後日、のんちゃんがキャンパス見学に来る。 

 

  「梅花亭」をのぞいたら、しばらく店頭に出ていなかった「みたらし団子」がもどってきていた(寒い時期はすぐに固くなってしまうので)、あんころ餅と一緒に購入。研究室に戻ってから食べる。

   5限は「現代人間論系総合講座1」。4人の教員で駅伝方式で行う講義である。初回はオリエンテーションで、コーディネーターの大藪先生が全体のねらい、各教員が自分の担当回でとりあげるテーマについて説明した(村松先生は体調不良で欠席)。10分くらい話をすればいいかなと思って臨んだが、私の前の草野先生がしっかりとした話をされたので、私も30分ほど話をした。私の担当回は11・12・13回なので、次に学生の前に立つのは6月の下旬である。いま書いている原稿がそのまま講義ノートになる予定である。

  151教室は学生でいっぱいで、みんな、熱心に聴き入っていた。初回はこういうものである。

  論系主任の岡部先生から雑誌『支援』をいただいたので、そのお礼を言いに(というのは口実で)、新校舎13階の岡部先生の研究室を見物に行く。東側に開いた窓からは夕暮れの街を見下ろせる。

 

  8時、帰宅。風呂を浴びてから夕食。

  今週から春のTVドラマが始まる。深夜、録画しておいた『鴨、京都へ行く。~老舗旅館の女将日記~』 を観る。東大を出て財務省で働いているバリキャリ女性が、母親の急逝で京都の老舗旅館のオーナーとして旅館の再建に取り組むという物語。ステロタイプな人物設定だが、松下奈緒のファンなので、とりあえず観ることにする。