7時、起床。ベーコン&エッグ、トースト、梨、牛乳の朝食。
9時過ぎに自宅を出て、大学へ。
午前中にオンデマンド授業「社会理論と社会システム」の第1回の収録。予定を15分オーバーして12時15分に収録を終える。
昼食は「西北の風」で午後の収録の打ち合わせをしながら。
午後1時半から第15回の収録。岡部先生のミニ講義があって、その後に阿比留先生、関水先生、私で座談。台本通り、阿比留先生が口火を切って話し始めるのだが、途中、関水先生に話しかける辺りで吹き出してしまって、カメラを止める。普段、「関水先生」なんて言い方はしていないので(お二人は現代人間論系の助手仲間だった)、その改まった口調を自分で可笑しく感じてしまったようだ。テイク2も同じ箇所で吹き出してしまう。いわゆるツボにはまってしまった状態。TVドラマのNG集を見ているようである。テイク3でなんとか難所を乗り越えて、後はノンストップで行く。予定を15分オーバーで3時15分に収録を終える。お疲れさまでした。
いったん戸山キャンパスに戻り、研究室で雑用を片付け、「フェニックス」で一服してから帰る。一仕事終った後の解放感。
いいお天気で、風がいくらか涼しくなってきたので、神楽坂で降りて散歩することにした。赤城神社がすっかり新しくなっていたことを知らなかった。
残念ながら本日は休業日
神社のそばにある亀井堂(老舗のパン屋さんでクリームパンが人気)
「トンボロ」でコーヒー。チキンカレーにも魅かれたが、我慢する。
「二年前に彼女はこの店を発見した。店内は思いのほか居心地が良い。ノートブックに何ページにもわたってメモをとる、あるいは頭のなかだけでひとり考えていくための時間を、ひと月に二、三度は、彼女はここで持つ。コーヒーはいつも深煎り豆によるブレンドだ。常連だと言っていい。鼻の下に髭をたくわえた小柄な店主が、いつもひとりでカウンターのなかにいる。今日もそうだ。彼の表情や物腰、喋りかたなどから推測して、かなり偏屈な人ではないか、という思いをこの店に来るたびに、彼女はほのかに楽しんでいた。」(片岡義男「午後のコーヒーの会話」、『恋愛は小説か』所収)。
短篇小説を1つ読み終えて、店を出る。
神楽坂を飯田橋まで下る。美味しそうなものがいっぱい。
「紀の善」で抹茶ババロア、白玉ぜんざい、白玉あんみつを買って帰る。
7時、帰宅。夕食はハヤシライスだった。チキンカレーの誘惑に乗らないでよかった。