8時、起床。何の予定も入っていない日曜日。肉じゃが、トースト、グレープフルーツジュースの朝食。
お昼、自転車に乗って、「甘味あらい」へ行く。贅沢あんみつを注文。カキ氷の方はお彼岸の終ることに品書きから外したそうだが、実は、まだ冷蔵庫には氷が残っていて、作ろうと思えば作れるですけどね、とご主人が含み笑いをされた。一種の裏メニューというやつだろうか。
「甘味あらい」に来店した知り合いの歯科衛生士の方(武蔵村山さんである)が、ご主人と奥さんを親子と勘違いしたという話をしたら、ご主人はニヤリとされ、奥様は「他のお客様にもそういわれたことがあるんですよ」と嬉しそうに(いや、困ったように)言われた。実際のご夫婦の年齢差は8歳であるそうだ。父と娘でも、同級生でもない、昭和の時代の兄と妹という感じだろうか。唐突にあの「火垂るの墓」のきょうだいは兄が15歳で妹が5歳であったなと思う。栄養不良になってしまった妹が泥で作ったおはぎを食べるシーンがあった(思い出しただけで涙が出そうになる)。あの二人が生き延びて、甘味の店をもつことができて、本物のおはぎをお腹いっぱい・・・というハッピーエンドの物語を頭の中で考える。
夕方、ジムへいく。筋トレ2セットと有酸素運動35分。しばらく間が空いてしまったので、筋トレは少々きつかった。
トレーニングの後、「緑のコーヒー豆」で四方田犬彦『人、中年に到る』の続きを読む。著者は1953年の生まれで、私よりも1つ年長。共感するところが実に多い。
夜、明日の午前中が締め切りの、中学生作文コンクールの最終候補作品(35点)の採点作業。深夜に終り、採点表をファクスで担当者に送る。