若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

同じ松でも

2010-10-14 22:23:45 | 日々雑多

引き続き、蔵王のおはなし。

ロープーウェイを乗り継いだ地蔵岳山頂では、写真のような松を多くみかけます。いつも相当強い風に耐えているんだろうなぁ。昨日は深い霧に包まれて、生命の強さを感じさせる、何とも神秘的な姿でした。


二代目に、「足利の松からすれば、『アンタらよくそんな過酷な条件の中で生きてるのぉ。わしらだったら、とっくにあきらめて枯れちゃえってとこだよ。』って感じだろうね。」と言ったら、「同じ松とはいえ、えらい違いだもんね。自転車で片道40分の道のりなのに、雨の日も風の日も無欠席で通った友人A子と、歩いて3分なのに、『今日はちょっと頭が痛いから休む~』としょっちゅう学校をサボっていた君とでは全く違うもんねぇ。」と言われてしまいました。

何だか腑に落ちないけど、たしかに完璧な例えではある……か。


この松たちはこれから冷たい強風に耐え、雪をまとい、あの有名な美しい樹氷に育っていくのです。カッコイイなー、蔵王の松。

コメント (4)
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どっこ沼にて

2010-10-14 10:51:36 | 音楽(足利市民合唱団)
秋の蔵王に行ってきました。4時半出発、24時半帰宅の日帰り強行軍ながら、しっかり堪能。ちゃんと山形で郷土料理も頂いてきました。

ロープーウェイに乗って、どっこ沼へ。二代目がそこそこ撮影で手間取るのは予想していたので、私は私なりの(遊び)撮影計画を立てていました。

アルパカちゃんを、「あーでもない、こーでもない」と配置しては写真を撮影していたら、「あらぁ!かわいいのね~!」と、大きいカメラを抱えたハイアマ・カメラマンの女性がお二人、やってきました。

「私達も撮らせていただいてよろしいかしら?」、「動かしてもいい?沼のグリーンをバックにしたいの」、「なんて可愛い羊なのかしら。私が本場のオーストラリアで買ってきたのより品があるわ」、「どこで買ったのかしら。やっぱり東京かしら?」……。

10分後に撮影終了。

「ごめんなさいね~。モデルさんを奪っちゃって。どこで買ったの?この羊ちゃん」
「横浜の大黒サービスエリアです」
(二人揃って)「やっぱりね~。横浜よ。品が違うと思ったわ!ありがとーー!」
「あ、あの……。この子は羊じゃなくて、あのー……」
「良かったわねー。かわいいのが撮れて~」


いつか『どっこ沼の羊』という作品が発表されてしまったら、それは私のせいです。

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