OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

永遠って・・・

2013-10-10 17:37:10 | Weblog
中国語圏の娯楽映画とかみていると、権力と冨を手にした皇帝が、次に手に入れたがるのは不老不死だったりするように思います。老いとか病そして死って、すべてを手に入れたように見える人にでも、どうしようもない数少ない事だから、そういう発想になるんでしょうね。

けど、日本の物語だと、不老不死を追求する姿より、不老不死を手に入れてしまったがための悲しみを描くことの方が好まれるような、そんな気がするんですが違うでしょうかね。

そもそも永遠というものを、どう捉えるかですよね。永遠の愛を誓う・・・みたいなフレーズからは、楽しいことや嬉しいことが途切れることなく繰り返し起こり続けるようなイメージになるんですが・・・きっと永遠ってフリーズ状態のことだと思うんですよね。

何も起こらない、何も変化しない、すべてが止まってしまった状態・・・時間さえもが止まってしまった状態・・・まさに、世界が死を向かえた状態・・・それこそが永遠なんじゃないかと。だとしたら、苦しみも悲しみもないけれど、楽しさも喜びも幸せもないですよね・・・あまり憧れられる状態じゃないなぁ~、なんて思います。

ところで・・・人の命が、突然に終わるとき・・・それって、ほんとうに蝋燭が消える時みたいだって思うんですが・・・もし、若くして人が亡くなるとき、それって、蝋燭が初めから短いんでしょうかね。それとも、何ものかによって吹き消されてしまって・・・蝋燭自体はそのまま残されているんでしょうかね。

なんとなく、病気とかだと蝋燭に長短があるように感じそうな気がするんですが・・・事件とか事故とかだと、吹き消されたような気分が強くなるんですよね。特にそれが、個人の悪意によって引き起こされた事件とかだったら、その思いは強くなるんじゃないかと想像してしまうんですよね。

もし、蝋燭自体は残されているのだとしたら・・・その残っている蝋燭って、どうなっていくんだろう・・・そんな、考えても詮無いことを、ふと考えたりしたのでした。


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