思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

風邪と引き換えに見たもの 四

2010年01月09日 17時14分46秒 | 風景・散歩・旅
素直に、舞楽 蘭陵王 等というタイトルにしておけば、ヒット数も結構伸びるんじゃないかと思ったりするんですがw オイラはひねくれ者なので、タイトルはタイトルでww ここ見てくれている人だけ見れれば良いや!って事ですね。偶々、検索して辿り着いた方は「いらっしゃい」ですけどw なんのコッチャ。。。

さて、今日もノドが悪くっていうか、気が抜けた分、余計に悪くなってるようなww セキが酷くなってきましてね、熟睡感も無いです。んー、昨年末から考えれば、滅茶苦茶寝てるんですけどねぇww 深夜を回るまで起きている事なんて「ゼロ」ですし、むしろ、仕事いかにゃならん!と思って、2100時には床に付く日々を送っていたのですが・・・ まぁ、見掛け倒しで張子の虎で、弱いって事で間違いないですな。否定はしませんっていうか、否定出来ないだろ事実ww

仕方ないので、地元大手量販店の「デオデオ」広島本丸(広島本店です)に行くことへ。即欲しいときは、展示アイテムの豊富さも有ってココに来る事が多いのです。ん?何買いに来たのかって? 加湿器ですよ。手持ちの加湿器は型が古く、交換フィルターも無いんですよね。仕方ないですな。大量消費で市場拡大してきた経済ですからw 長いことメンテナンスパーツを提供するという事は、経済的に悪なのです(←完全な嫌みです)。

で、要るから見に来ているのですが、声出ないから説明が聞けないww 不便だなぁ。挙句、最近の不調で自律神経がアホになっているのか、汗が出て敵わない訳ww 上着を脱いでも汗が出る始末。説明してくれたので聞いてみたのですが、正直、オイラの知識とは異なる解説が続きますww んー、正直言って、オイラの方が遥かに詳しいぞコレではww 最近の若い店員さんなんて、商品知識有りません。大都市圏のビッグカメラとかの方が、余程詳しいんちゃうかとww
そうこうしていると、面倒そうな客だと思われたのかw 店員さんがススーッと居なくなりました。普通、1円でも買ってもらおうと思って、付いて回るなり、詳しい人を呼んでくるなりする物だと思うんですけどねぇ。。。売る気無いだろww 結局、偉い感じの人に「色々w」聞いて頂きましたよ。

まぁ、かなりガッカリした。今度からは、早めに目星付けておいて、通販で買おう。安いし、嫌な思いしなくて良いし。壊れたら困るものだけ、ココで買うように考え方を改める様にした方がお互いのためですな。

さて、かなり「愚痴」を吐いたのでw ココまでの文章は無かったコトにして頂ければ、今日の本題が楽しめると思いますよ! 画像タップリでお届けします。

4曲目:蘭陵王(当日は、単に「陵王」の表示)_らんりょうおう
舞楽では最も有名で人気の高い舞です。テレビや宣伝媒体でも目にする機会が多いですし、宮島行きフェリー乗り場へ向っていると、正面に蘭陵王のブロンズがあります。みんな、コレ目当てで来ていると言っても過言ではないでしょう。

お話の内容は、中国南北朝時代、北斉に蘭陵王高長恭という、武勇もあって知恵もある素晴らしい王武者が居たそうです。しかし、あまりにも「イケメンで、やさ男」に見えてしまい、軍を率いるには少々問題が有ったそうです。そこで考えた結果、「龍の面」を付けて戦闘指揮を執ったところ、見事大勝利した事から、その姿を称えて舞いとした。と、なっております。

んーーー、美男子で仮面の男・・・ 「シャア・アズナブル」という人が居たような。うっかり「クワトロ・バジーナ」とウソ付いたら、10コも年下の生意気で賢い、女みたいな名前の野郎に殴られて涙したと聞きます。
(↑ この件「くだり」は、綺麗サッパリ忘れて下さいねww)


舞台へ上がってくる姿を見ただけで、皆の歓声が、それまでの物と全く異なる雰囲気である事を感じることが出来ました。んー、オイラ的には、胡徳楽も十分面白かったんですがww 特に、瓶子取さんサイコー!


一人で演じる走舞ですが、舞楽のリズムなので、早くて仕方が無いという事は無いです。ただし、意外と左右に、上下に動きがあるので、舞人の負担はかなりのものでしょう。






手にした桴(バチ)は、打撃用の武器でもあったようです。日本で言うなら、采配みたいな、戦闘指揮用品ですね。武器で考えると、脇差みたいな物でしょうか。本来は「金」で作るようです。んー、本当の金なら、使い物にならんだろうから、合金か箔を貼るかでしょうか。でも、箔って簡単に剥げちゃうんだよね。


脚を踏み降ろす時も、決して強くやらないんです。歌舞伎のソレとは違います。ここら辺が難しいんだろうなぁ。


蘭陵王の面は、龍をモチーフにしたものですが、形は少しずつ異なるようです。よって、舞人の所属する流派や地域によって、当然面も違います。前頭部に乗っかっている龍の「目玉」が、なんかカワイイのですww 只ですねw 皆さんも想像が付くと思いますが、この面をみて「怖い~;;」という子供達も多いのですわww オイラの後ろに子供が居てましてね、お父さんが肩車しようかどうしようか悩んでいた様子でしたから、「自分の前に来させればいいですよ」と声を掛けたら、子供は首横に振って「怖い~ww」との事ww まぁ、そんなモンです。


桴(バチ)を指し示す姿。これは、三軍を指揮している姿なのだそうです。んー、カッチョイイ!! 演舞の最高潮ですね。三軍とは、当時を考慮すると、右翼・左翼・中央の全軍総攻撃といった所でしょうか。全軍を挙げて総攻撃という展開は、圧倒的戦力が有るか、勝ちが殆ど確定した局面で行われます。


スッカリ陽が傾いて、肌寒くなって来ました。元々肌寒かったんではありますけどね。そして、勇壮な舞を終えて、舞台を後にしていきました。海岸はスッカリ引いてきて、人が砂浜へ降りることが出来るように。遠浅なので、引き始めたら結構広い砂浜が露出するのです。いやぁ=、それにしても、カッコエかったです。


※ちなみに、舞は20分程度でしたから、標準バージョンです。フルバージョンの蘭陵王は40分あるのだそうです。

※E-3は赤系の色飽和(赤が出ず、黄色になる)が激しく、容易に色転びしますww しかし、露出を暗くする訳に行かない(顔を有る程度写したい)のです。低感度時に、色再現の素晴らしいデジカメが登場しないものかと、首をナガークして待っているんですけどねぇ。でないねぇw
コメント (2)
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