思いついた写真をアップする家

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風邪と引き換えに見たもの 伍

2010年01月10日 20時45分20秒 | 風景・散歩・旅
んー、声はかろうじて出るようになりましたがw 非常に音量は小さくして放送するのが精一杯。それよりも、胸に違和感があるわww 腹の具合は悪いわww 終日大人しく、我慢してジーッとしていたのになぁ。あ、軽い体操はしましたがw 体痛くて敵わんもので。

さて、連日お送りしました舞楽ですが、オイラが見てきた元始祭の奉納舞台は、この曲でおしまいとなります。

5曲目:納曽利(なそり)
蘭陵王とは「番舞(つがいまい)」に当たるもので、蘭陵王は大陸由来の左舞。この納曽利は高麗由来の右舞とされています。衣装が少し青っぽくなっている事で、違いが感じられますね。内容も、2匹の龍が舞う様であり、お目出度い席(勝者を称える、など)で披露されたそうです。

さて、龍が舞台へ上がってきました。龍面なのですが、これまた子供が見たら泣いてしまいそうな感じですねw


この舞は2人で行うのですが、只の二人舞ではなく、互いの演技が舞台上で相似で対称となる必要があります。よって、非常に難易度が高いのだそうです。


手にしているのは、蘭陵王でも用いられた桴(ばち)ですが、金ではなく銀色なのだそうです。使い方は一緒みたいですが。


背中合わせに立ち、互いに反対側へ進んで同じ形の舞を形作っています。


龍が踊るという事から来ているのか、左舞と右舞での伴奏に差があるのか、納曽利の方が随分ノリの良い音楽となっています。見ている方も、一緒に「グッ!」とやってしまいそうな感じになるんですなぁ。


互いに拳を付き合わせる時、この舞が最高に「カッコエエ!」んですねぇ。一番盛り上がる頃です。


最後は、桴(ばち)を舞台に付いて締め括ります。


そして、双龍は舞台を後にしていきました。


これで、舞楽5曲奉送は終わりました。既に夕方4時30分頃。午前11時前からずーっと、舞台を正面から見れる場所で立ちっ放し(しゃがみっぱなしの時間帯ありw)でした。

ここで、少々残念というか、気がかりなのがですね、オイラより早い時間から場所に居た方が居たのですね。4人。ご婦人と、子供2名、そして、その祖母らしき方なんですが、舞楽開始時刻をご存知ではなく、祭典開始時刻だけ聞いてきたらしいのです。祭典自体は午前9時から始まるのですが、舞楽は午後1時。服装や、子供の年齢を考えても、待ち続けられる感じではありません。
そこで、オイラが「時間が来るまで、自分の体のスペース分は確保しておきますから、一度社殿から出て、食事でも摂ってから戻られては?」と提案しますと、「長野から来たのでぜひ見たい。よろしくお願いします」。との事。
で、時間が来るまでズーッと場所確保していたのですが、始まっても帰ってこなかったのですよ。帰って来れなかったのか、途中で諦めたのかは分かりませんが。
確保しておいたスペース分は、後ろにいらした、オイラより背の低いご婦人2名に入らせる事としたのでした。オイラは、その頭越しに撮るよwと、宣言はしてましたけどね。

今回は、結果的に風邪をぶり返しただけではなく、かえって酷くしてしまいました。ハッキリ言って、体質は弱いです。そう言わざるを得ない。なので、今後は勇気ある撤退というのも頭に入れておかなきゃダメみたいです。残念ですけど。
コメント (2)
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