思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

広島・宇品の花火 2015

2015年07月26日 16時37分23秒 | 風景・散歩・旅
まー、偶には、撮ってるという証拠というか、近隣のイベントに行ける時は行っているというか。

この場所、17時~21時までは車両通行止め。基本的に、見物客が居るので走行も禁止・・・なんですが、走ってるクルマ居るし。ケーサツも、建前の巡回だけはするけど、取り締まりまではしないんですよね。道幅5.5m以下だし、駐停車禁止の看板も有るので、その気になればボーナスステージ確定なんですけど。
そこまで野暮じゃないって事でしょうなぁ。ま、クルマで来た方は、くれぐれも事故の無いようにして下さいね。事故ったら、今までの様に止められなくなるでしょうから。ちなみに、オイラはスクーターで行ったので、クルマよりは置き場に困らない。

 

その代り、花火が始まるまで、西日に炙られる訳でしてね。クルマの中でエアコン効かせまくって・・・という方々を見て、まー、1990年頃まではアイドリングストップ運動自体も無かったし、仕方ねーかーとか思っちゃう。オイラは仕方ないので、海辺や日陰で過ごす訳で。ワンセグがケータイスマホに付いて以降、謎采配で負けるカープ中継も見る事が出来るので、そこまで暇はしない。他のカメラマンとの情報交換もしますしねぇ。

 

そうこうしていると、花火見物客を載せたカーフェリーとかが集まって来る訳です。保安庁、漁船(網船)、クルーザー、レジャーボートなどなど、色んな船種が集う状態。

 

波は穏やかだったけど、上空には風が有る。南西から北東へ吹いていた。この場所、南からの風が吹き込みやすい様です(去年も同じ風向きだったし)。



さて、始まったのは良い物の、ココの花火はプログラム構成に若干の「間延び」が有りましてねぇ。イマイチ、良く分からんのですわ。尺玉の組み合わせが有る時は、複数の台船から打ち上げられる花火と相まって、横に広くて山型の、なかなか見栄えのする花火となるのですが・・・

 

縦系の演目になると、この様な超間延びした写真になってしまう・・・ 2台用意して、縦横構図で挑むのが正解かも知れない。慌てて縦位置でも撮ってみたけど、低層の光が無いので、やっぱり間延びしてるという印象。いずれも焦点距離は80~100mm前後。距離が有るので、中望遠が丁度良い。



構図内にキッチリ納めてしまうと、全体が少々小さく見えてしまうもの。樹木もそうなんですが、はみ出るくらいにした方が印象に残ったりします。



で、最後は一気に打ち上げますので、例によって露出オーバーですw 最後のワンカットを狙った露出設定で、最後だけシャッターを開ける手も有りますが、複数台用意するか、他を捨てて最後に賭けることになりますなぁ。個人的には、露出オーバーもヨシ!と思う主義なんですけど、こう撮ってしまうと、只の「花火撮っただけ写真だねぇ」ってことになりまする。

ま、ある程度風の吹いてる条件の方が、煙がその場に漂わないので良いのですが、ちょっと風が強めだったかもね。基本的に、遮蔽法(露出しっ放しで、レフ板の黒面をレンズ前へかざし、露光をふさぐ方法)で撮りますから、フリップコント(鉄拳に代表されるアレ)みたいに、結構忙しいんですよ。なので、2台段取りってのは理想だけど、なかなか面倒なんですよねぇ。クルマで行けなかったり、ちょっと遠い場所の花火ではねぇ。

個人的には、和火系の、少し暗いけど星の燃焼が美しい花火が減ってるのは、残念だなぁって思う。洋系の、色鮮やかで派手で明るい花火が人気なのです。
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しつこくしつこく同じ場所で撮る7月

2015年07月20日 22時46分11秒 | 風景・散歩・旅
台風11号の接近に伴い、7月18日(土)の花火大会が中止になった場所もあり・・・ とか思ったら、案外普通に開催されていたりもしたので、撮りに行けば良かったとか思ったのだが、全く別の場所から、はるか遠くに揚がる花火を眺めるしか術がなかったり。

そういう訳で、同じ場所で、同じような写真をしつこく撮っている、2015年の7月。


月。よく、天体、とりわけ「木星はキモイ」などと言われる場合も有るが、薄雲に浮かぶ月は、なんとも言えず抒情的。あれ、宙に浮いてるんだよね。信じられない事に。もっとも、半球をヘビや像が支えていると考える方が、よっぽど信じられない訳で。日本は安土桃山時代から、地動説をすんなりと受け入れた国だったりします。珍しいものや、新しいものが大好きで、権力者に先入観がやや薄い人も多かったためです。これは、現実を捉える為に重要な素養であります。

 
ここで撮っていると、20年ぶりくらいに天然もののホンドテンを見た。黒ソックスに細長い胴体。見ている分には随分と可愛らしいのだが、獰猛ですw そして、撮影を終えて片づけていると、左手首に何やら冷たい感触。セミの幼虫が羽化の為に、オイラをよじ登っていたのでありました。さっそく、近くの木に抱き付かせたのですが、足元を見ると沢山の抜け穴が。なるほど、テンは、セミを狙っていた訳なんですねぇ。命を助けたような、エサを奪ったような、複雑な心境で有ります。

とか偽善者を装っても、オイラも食肉類、魚介類、野菜、穀類などなど、他の命を数えきれないくらい食べて生きて来た事実が有るので、複雑な心境で有ります。
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