思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

吉舎の花火 19/08/16

2019年08月18日 21時59分49秒 | 夜景・夕景
19/8/16日、三次市の吉舎町で花火が行われるとの情報を得た。何やら、本来は8/15日の実施を
予定していたが、台風10号(27年ぶりに広島県へ上陸した)の影響で延期となった模様。

実は、8/15日は福山夏まつり・あしだ川花火大会に行く予定で、運良く駐車券も当たって
いたのですが、同台風の影響で祭りそのものが全面中止となってしまったのでした。
福山も予備日として8/16日を設定していましたが、準備は出来ないし、打ち上げ時に風や
落雷の恐れがあるとダメなので中止も仕方ありません。

そんな中での花火の情報。コイツは見に行かにゃ!という事で15時45分頃からボチボチ出発。
目的地まではクルマで2時間弱を要するので、ハッキリ言って打ち上げ花火を見に(撮影しに)
行くにしては遅すぎる感もあるのだが、吉舎の街へ行くのも初めてのことで勝手が分からない為、
クルマさえ置ければ何とかなろうよ、と。

現地に付いたのは17時40分ごろ。駐車場は数か所用意されており、会場(後述の河川敷)に近い
場所は既に埋まっていた。誘導の警備担当の人に尋ねたところ「18時30分までならどこか置ける。
それ以降は一杯だよ」と教えて頂き、吉舎中学校グラウンドへ行くように指示されたのでした。



これが打ち上げ会場となる江の川水系・馬洗川。写真左側が打ち上げ場所となる広島県立日彰館高校。
観客は右側から見ることになります。既にベストポジションは先に来たカメラマン達に押さえられて
おり、ボチボチ歩きながら撮れそうな場所を見つけ、周りの方に許可を得てから三脚を設置。街を少し
だけブラブラしてみることに。



道路封鎖・警戒で立っていた消防団の方から、橋を渡って直ぐの元写真館が古い洋風建築として
残っているので是非見て行くようにと教わった。印象的な飾りはカイゼル髭を模しているそうです。

  

この日は「吉舎ふれあい祭り」で、神楽(演目は滝夜叉姫)もやってましたが人イッパイで
見るのは断念。ライブやってた釣り具屋は川釣り仕様。普段は海釣りメインの店しか見てない
ので結構珍しかったり。写真には写っていませんが、川らしくカヌーも置いてありました。

----------------------------------

20時10分頃から花火開始のアナウンス。スポンサーの紹介を交えて行う形式で、三次市の花火
大会と同様の進行。つまり、花火の演目と演目の間に少々時間があるということ。
約30分、計2500発とされていたので、初っ端からある程度写していく必要があります。時間と
花火の数があれば、最初の10分は捨てても何とかなるんですけどね。


※ F8 1.3秒 ISO_200 28mm相当 ライブコンポジット(カメラ内多重)使用

派手なスターマインから開始。観客側と打ち上げ会場が非常に近く(約160m程度)、花火の号数は
小さくても十分大きく明るく見えるんです。その結果、見事に白飛びしてしまいました。
自分は雰囲気さえ出れば花火の白飛びもアリ!という主義なんですが、これは流石にねぇ・・・


※ F11 1/1.3秒 ISO_200 28mm相当 ライブコンポジット(カメラ内多重)使用

で、露出を修正したのがコレ。絞ると周りが暗く写ると共に光が細くなってしまうのが難点ですが、
NDフィルターは初見花火撮影だと用意が難しかった。持ってはいたんですけどね。


※ F11 1/1.3秒 ISO_200 28mm相当 ライブコンポジット(カメラ内多重)使用

ま、何とかモノになったかな、と。実距離が近いので、次回はもう少し広角のレンズを用意して
臨みたいですね。それなら、もう少し下がって観客の後ろ姿込みで撮ることも出来ますし。

 

実は、この花火会場の特徴として、手作り灯篭を河川敷に並べるというのがあるんですが、
例年なら大物灯篭も配置されるのだそうで。本年は前日の台風10号の影響(風や急な雨による
増水を考慮)で、他の会場に展示されていました。

----------------------------------

撮影設定を載せたので参考になればと。オリンパス機はライブコンポジットという便利な機能
あるのですが、自分は昔ながらのバルブ&手かざしセルフ多重や、複数カットの多重も使います。
でも、明らかに「無い」はずの「合成」はやりません。多重と合成の違いって紙一重じゃあり
ますが、ま、個人的こだわりってコトで。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過ぎ去りし原爆の日 19/08/06

2019年08月10日 11時16分18秒 | 夜景・夕景
毎年8月6日は、世界で初めて一般民間人に対して無差別核攻撃が実施された日です。
戦争というヤツは人間の理性を吹き飛ばし、最大限(国が責任持ってくれる。人のせいに出来る)の
自己弁護の元に、やってはいけないことまでやってしまう。一番安全な権力者を除き、攻撃を受ける
方、実行する現場の兵士双方が犠牲となる。

今でもそこかしこで規模の大小や程度の違いはあれど、日常的に起こっていること。人間の性根と
いうヤツは簡単には直らないということを思い知らされる訳ですな。

8月6日の原爆ドーム前の元安川では、鎮魂の為の灯篭流しが行われています。以前は海に流れ着く
ままにしていましたが、現在は回収されるようになっています。
そして、徐々に鎮魂目的から「イベント」の様相を呈している感が強まっているのも事実。
遥かな過去になりつつある出来事なので、形態が変化していくのも当然のことかと思います。



写真を撮った位置は元安橋の上。原爆ドームの見える方向は川上。普段から大勢の外国人を見かける
場所ですが、この日は本当に多くの国や地域から様々な人種の方が訪れます。



わしらわ~広島県警じゃぁ~(俺たちひょうきん族より)。何やら街頭演説をした団体の監視をしていた
ようですが、内容は殆どヒロシマと関係ない話で、放射能繋がりで福島や核兵器の話を経て昨今の朝鮮半島
情勢に至る、と。これだけ恣意的な思想に基づきつつ論点のすり替えを行ったのでは、まともに聞いて貰え
なくても仕方ないと思うのですが。ま、こういう意見を街頭で述べても任意同行を求められたりしないのが
日本国なのです。一定の自由が保障されているという証拠ですな。



これだけ乗っても大丈夫!という訳でもないんですが、本当にこれだけ人が留まるのは当日ならでは。
同じ時間帯に「さかっち」さんも居た筈なんですがお互い気付く事も無く。ま、当然でしょうねw
大都会トーキョーなんかは日常的に、この程度の人の多さが発生しているとか聞きますが…



当日の広島港の潮汐によると、干潮が19:30となっていました。中洲(デルタ地帯)である広島市の河川の
殆どは汽水域となっており、満ち潮に変わると水位が上昇すると共に川の流れも逆になります。
よって、最初は川上から川下へ流れていた灯篭も、次第に川上側に流れ始めるのです。20:30を過ぎた辺り
から逆向きに流れ始め、この写真の様になりました。潮汐時刻と8月6日の夕刻が合致した場合のみ見られる
光景。

----------------------------------

暫く更新しなかったのは、謎の右足首痛(診察では腰・右膝の炎症から引き起こされたと推察)等で
疲労困憊、余裕が無かったから。今週には腰痛(ぎっくり腰。懸念の椎間板ヘルニア症状とは別)も
加わって、色々やる気が出なかったのであります。ま、整形外科へ行った1日を除いて仕事には行けて
いたので、その点だけは良しとせねば。

その割に今回の記事って平日(当日は火曜日)の夜に撮りに行けてるじゃないかって?そりゃー、
コルセットにシップに痛み止め使ってボチボチ歩くことくらいは出来てましたからね。そうでなきゃ
仕事せずに休んでなきゃおかしい。なにより仕事よりも確実に気合入るし。

などと言い訳をしてやって参ります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする