気ままに日記

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オウム真理教元幹部の死刑執行

2018-07-27 10:33:26 | Weblog

平成三十年七月六日オウム真理教元教祖の麻原彰晃こと松本智津夫他六人の死刑執行に続いて七月二十六日死刑判決が出ていた残り六人の死刑が執行された。これでオウム真理教事件関連で死刑が確定していた十三人全員に対する刑の執行がすべて終了した。
しかし今回のオウム真理教事件に関わった犯人に対して行われた死刑の執行について、色々考えされられた。日本は極刑として死刑制度があり、地下鉄サリン事件などなんの関係も無い何千人もの一般市民を巻き込んだ事件を引き起こした罪は死をもって償うのは当然かも知れない。 しかし同じ死刑執行でも、何の関係も無い第三者を襲い、物を盗み殺害すると言った残忍な犯罪に対しての死刑執行には何の違和感も感じないが、今回のオウム真理教事件に関与した犯人に対する死刑執行はなにか考えさせられるものがある。
それは事件に関わり今回死刑になった犯人の多くはは東大や早稲田など高学歴の超インテリの若者でありながら、麻原彰晃が唱える教義に心酔し、我々普通人には考えられない宗教活動にのめり込んで行き、麻原彰晃に指示されるままに事件に関わった経緯は未だに明らかになっていない中での死刑の執行だからである。
死刑を執行するのでは無く、無期で一生監獄に拘束し、自分が犯した罪を反省させさせる事で罪は十分償えるのではないか。
なによりも優秀な多くの若者が麻原彰晃の教えにのめり込んで行ったのは何故か。その答えはまだ謎のままだ。オウム真理教とは何だったのか、どんな世界を目指したのか、超インテリを引きつけたものはなんだったのか、を是非もっと明らかにしてにして欲しかった。

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