ファッション

2012-04-14 | リハビリ
脊髄損傷の患者がするリハビリテーションは、ファッションではありません。とても他人様に見せられるようなものではありません。また素人が見ても何をしているかわからないと思うし、ほとんど動きがないようにしか見えないと思います。本人はオーバーレブ状態なんですけれど(笑)。結果は生き馬の目を抜くといわれる東京の電車の中で、席を譲られるという容態です。本人も年数がかかったわりには「なんだかなぁ」と感じています(笑)。

朱書きで「リハビリするのはあなたです」ですね。

3・11以降多くの方に支援していただいています。役所の方が「被災者はパチンコばかりしている」などとマスコミにコメントしていました。いつからパチンコは「非合法」になったのでしょうか。パチンコは勝てませんし、「有り金勝負」です。金がなくなったら止めるしかありません。

東松島市役所では、被災者が文句を言ったら警察対応だそうです。被災者も大変ですね。犯罪者扱いされたり、怠け者扱いされてね。

それでも多くの方の支援に感謝の意味を込めて、ホンの少しだけ書いてみたいと思います。

なんでもない方(普通に歩ける方)が歩くときに「右足を出して、左足を出して」などとはしていないはずです。ただ歩いていると思います。

私がやったセキソンの歩行(私だけかも)はそれを無理矢理、カラダ全体に覚えさせる訓練です。最初は足なんか動きません。感覚は、目をつぶったら足があるのかどうかもわかりません。ブレーキつき歩行器をカラダ全体を使って前進移動させました。

セキソンのリハビリを、あまりお勧めできない理由です。
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