ボランティアの正体

2013-09-11 | リハビリ
私は病院も認める重症です。それを踏まえて、読んでください。

セキソン者が立って歩くと、「回復した」というふうに見えるかもしれません。現実には下半身が、「麻痺した状態」で歩いています。初期の頃は、目をつぶると立っていることもできませんでした。麻痺しているからですね。

立って歩いても、階段を使う事はありません。麻痺しているからです。足の関節にも、制限がかかっています(素人が見てもわかる)。その足で階段を、上り下りをするということは、大変困難です。

自転車に乗ったり、トランポリンをしたりは笑ってみていられましたが、階段を上る画像は絶句しました。もうツッコメません(笑)。「麻痺」と、そのリハビリを知らないみたいです。

ホラ吹きお茶のみ会に、食堂でいつも突っ伏して泣いていた方が入会しました。一週間ぐらいすると自主トレを始めて、廊下で合うと挨拶をするようになりました。自主トレ組は「会」を相手にしていませんでしたが、良い事もあるんですね。ジムなんかもそういう意味でいいですね。

「リハビリするのはあなたです」なんていう、病院のリハビリは腰が引けますからね。私はですね、「かかってこい」と意味もなく思いました。起立訓練が始まったとき、「リハビリを、あきらめさせるためかな」と本気で思いました。歩行訓練が始まったときは、私の面子をつぶさず、いつ白旗をあげるかを考えました。優柔不断で根暗の私は、ズルズルベッタリでやってしまいました。

労災のボランティアに整形の受診を断られたとき、「行くなといわれた」といったら、顔色が変わり「なぜ」といわれました。病院に家族がお世話になったお礼に、ボランティアをしているんだと思っていました。たぶんもと労災の職員、それも師長クラスの看護師ですね。「愛院精神」が、半端でありませんでした。

コメント
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