徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

永遠のベストセラー ~ 伊豆の踊子 ~

2012-10-17 21:19:37 | 文芸
 僕にとって永遠のベストセラーは川端康成の「伊豆の踊子」だ。初めて読んでから50年以上経っているが、いまだに読むたびに新鮮な感動を覚える。有名な「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。」という書き出しももちろん好きなのだが、主人公の一高生が踊子や旅芸人の一行が泊まっている湯ケ野の木賃宿を訪れる朝の、生活感あふれるシーンもまた大好きだ。

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 その次の朝八時が湯ケ野出立の約束だった。私は共同湯の横で買った鳥打ち帽をかぶり、高等学校の制帽をカバンの奥に押し込んでしまって、街道沿いの木賃宿へ行った。二階の戸障子がすっかりあけ放たれているので、なんの気なしに上がって行くと、芸人たちはまだ床の中にいるのだった。私は面くらって廊下に突っ立っていた。
 私の足もとの寝床で、踊子がまっかになりながら両の掌ではたと顔を押えてしまった。彼女は中の娘と一つの床に寝ていた。昨夜の濃い化粧が残っていた。唇と眦の紅が少しにじんでいた。この情緒的な寝姿が私の胸を染めた。彼女はまぶしそうにくるりと寝返りして、掌で顔を隠したまま蒲団をすべり出ると、廊下にすわり、「昨晩はありがとうございました。」と、きれいなお辞儀をして、立ったままの私をまごつかせた。
 男は上の娘と同じ床に寝ていた。それを見るまで私は、二人が夫婦であることをちっとも知らなかったのだった。
 「大変すみませんのですよ。今日立つつもりでしたけれど、今晩お座敷がありそうでございますから、私たちは一日延ばしてみることにいたしました。どうしても今日お立ちになるなら、また下田でお目にかかりますわ。私たちは甲州屋という宿屋にきめておりますから、すぐおわかりになります。」と四十女が寝床から半ば起き上がって言った。私は突っ放されたように感じた。
 「明日にしていただけませんか。おふくろが一日延ばすって承知しないもんですからね。道連れのあるほうがよろしいですよ。明日いっしょに参りましょう。」と男が言うと、四十女も付け加えた。
 「そうなさいましよ。せっかくお連れになっていただいて、こんなわがままを申しちゃすみませんけれどー。明日は槍が降っても立ちます。明後日が旅で死んだ赤ん坊の四十九日でございましてね、四十九日には心ばかりのことを、下田でしてやりたいと前々から思って、その日までに下田へ行けるように旅を急いだのでございますよ。そんなことを申しちゃ失礼ですけれど、不思議なご縁ですもの、明後日はちょっと拝んでやって下さいましな。」
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※写真は映画「伊豆の踊子(1963)」における吉永小百合と高橋英樹

「芸どころ熊本」に暮らす幸せ!

2012-10-16 18:07:20 | 音楽芸能
 毎年、春と秋のイベントシーズンになると「芸どころ熊本」に暮らす幸せをしみじみと感じる。サラリーマン時代は転勤族で熊本を20数年離れていたし、また赴任した先々で伝統芸能を楽しむ余裕もなかった。熊本が芸どころだということは若い頃、親父に新町の料亭に連れて行ってもらった頃から聞いていたが、最近になって、なるほどそのとおりだなと実感しているところだ。おそらく熊本に帰っていなければ、こんなに伝統芸能に親しむことはなかったろう。
 そもそもなぜ「芸どころ熊本」となったかというと、加藤家から細川家と続く江戸時代から城下町には文化を楽しみ育む風土が醸成され、明治維新後は熊本鎮台が置かれた軍都であり、五高があった九州の学都でもあり、かつまた国の出先機関が集中していたことなどからお座敷文化が盛んになったことなどがその理由と言われる。熊本城を始めとする史跡や風光明媚な阿蘇や天草なども熊本の宝には違いないが、永年にわたり育まれ、継承されてきた熊本の文化こそが一番の宝ではないかとあらためて思う。 




“ケロロ軍曹”でデコった青ガエル!

2012-10-15 16:07:03 | 熊本

 小中学校時代を熊本市で過ごしたという漫画家、吉崎観音(みね)さんの人気アニメ「ケロロ軍曹」のラッピング列車が熊本電気鉄道の北熊本-上熊本間を走っている。ラッピングを施して走るのは「青ガエル」の愛称で親しまれている同社の5000系電車。土日祝日を中心に1日29往復するという。
 もともと東急電鉄の車両として55年前に誕生したこの車両は、僕が大学時代、東横線・元住吉-渋谷間を4年間通学した時にお世話になった車両。まるで大学の同級生のような想いでいつも眺めている。しばらく姿が見えなかったので静かに引退したのかなと思っていたところ、ド派手なデコレーションで戻ってきた。引退の日もそう遠くないと思うが、1日でも長く最後のひと花を咲かせてほしいものだ。

山田洋次監督の新作映画「東京家族」 公開は1月19日!

2012-10-14 22:27:02 | 映画
 製作開始直前に発生した東日本大震災のため製作延期されていた山田洋次監督の81作目「東京家族」が、来年1月19日の公開に向けてポストプロダクションの最中だという。この映画は1953年に公開され、来年60年を迎える巨匠・小津安二郎監督の「東京物語」への山田洋次監督のオマージュが込められた作品だという。従ってストーリーも「東京物語」を髣髴させるものとなっているようだ。
 「東京物語」と言えば、わが熊本の大先輩・笠智衆さんの代表作でもある。今年の5月、笠智衆さんのご生家である玉名市天水町の来照寺を訪問した。境内に建てられた昔の映画看板にはもちろん「東京物語」も描かれていた。60年の歳月を経て、日本の家族がどう変わったのか、あるいは変わっていないのか、山田洋次監督の新作「東京家族」公開が今から楽しみだ。




玉名市天水町の来照寺境内の映画看板

華やかに「秋夜の宴スペシャル」!

2012-10-13 22:48:10 | 音楽芸能
 「秋のくまもとお城まつり」もいよいよ終盤。今夜は「秋夜の宴スペシャル」と題して、毎週土曜日に本丸御殿で行われている「秋夜の宴」のスペシャル・バージョンが奉行丸の特設ステージで華やかに繰り広げられた。中村花誠と花と誠の会、少女舞踊団ザ・わらべ、子ども舞踊団こわらべなどのレギュラーメンバーに加え、日本舞踊の高濱流光華々さん、長唄三味線の今藤珠美さんなど、それぞれの分野で日本のトップクラスの大物ゲストが加わり、いつもの「秋夜の宴」とはひと味違った豪華な舞台を堪能、秋夜の風の寒さもここちよく満腹感に浸りながら家路についた。

  ▼ザ・わらべ(中村くるみ) ~ とっとっと ~


  ▼ザ・わらべ(上村文乃) ~ おいでまっせ ~

野林祐実 自己ベスト更新ならず!

2012-10-13 15:19:24 | スポーツ一般
  昨日から鹿児島県立鴨池陸上競技場で開幕した第30回全九州高等学校新人陸上競技大会は今日、第二日目が行われ、100mに出場した熊本・九州学院の野林祐実は、12秒10の平凡なタイムながら2連覇を果たした。予選を11秒85で順調に1位通過した野林は、先日の岐阜国体で記録した11.70の自己ベスト更新を期待したが、決勝では強い向い風という悪コンディションの中、残念ながら自己記録更新はならなかった。明日の200mにもエントリーしており、好調を維持し続けた今シーズンの締めくくりのレースが期待される。



檜垣 ~ 平安時代の女流歌人 ~

2012-10-12 18:17:20 | 歴史
 初めて蓮台寺を訪れた。蓮台寺はここら辺の町名にもなっているほど古い由緒ある寺である。平安時代の女流歌人「檜垣の嫗(おうな)」ゆかりの寺として知られており、別名「桧垣寺」とも呼ばれている。
 今年3月、92歳で亡くなった歌人で、宮中歌会始選者も務めた安永蕗子先生は、「ふるさと寺子屋塾」の「熊本の女性たち」と題する講演の中で、檜垣について次のように述べている。 

▼世阿弥の能にも登場する平安時代の女流歌人桧垣
 古代にあって、日本の女性は太陽のように輝いていました。『古事記』の天照大神をはじめ、邪馬台国の女王卑弥呼、神功皇后、推古天皇、額田王など魅力的な人物が輩出したのは、古代の女性が強かったからではなく、優れていたからです。男女の不平等が顕著になったのは、むしろ明治になってからだと思っています。熊本でも多くの魅力的な女性として、歴史にその足跡を残してきました。熊本の女性として、まず思い浮かぶのは、平安時代の女流歌人、桧垣のこと。桧垣は京都で歌舞の名手として有名でしたが、いつしか博多に流れて、熊本に住み着きました。

    年ふればわが黒髪も白川の みずはくむまで老いにけるかな

 この句は、桧垣が白川の岸辺で藤原興範に出会ったときに詠んだものです。若い時は、美しかった桧垣も晩年は白髪になっていたのでしょうか。熊本市にある蓮台寺は檜垣寺とも呼ばれるように、桧垣の像が安置されています。蓮台寺行きのバスも出ていますから、一度訊ねてみて下さい。晩年の、色あせながらも、なお残す女の美しさに教養ある女性の品位が感じられます。桧垣をモチーフにして世阿弥は能を書くなど、桧垣は後世の人々にも大きな影響を与えました。

 
蓮台寺山門と檜垣の井戸跡


蓮台寺の裏を流れる白川

野村芳太郎の 「3大松本清張もの映画」!

2012-10-11 14:44:13 | 映画
 芸能ニュースによればフジテレビが、「松本清張没後20年特別企画第3弾」としてドラマ「疑惑」を放送するという。過去に何度もテレビドラマ化されているが、やっぱり一番記憶に残るのは野村芳太郎監督の映画「疑惑」だ。女性弁護士役の岩下志麻と悪女役の桃井かおりのすさまじい競演が印象的だった。その二人の役を今度のテレビドラマでは常盤貴子と尾野真千子が演じるという。面白そうな顔合わせだ。
 さて、野村芳太郎監督といえば戦後昭和を代表する名監督の一人だが、コメディからシリアスものまで幅広い作品を残している。中でもたしか7、8本はあると思う松本清張原作ものはいずれも名作揃いだ。
 今日はその中から、「マツコ&有吉の怒り新党」の企画「新・3大〇〇」をパクって、「野村芳太郎の3大松本清張もの」をご紹介したい。もちろん観る人によって評価は異なるだろうが、これはあくまでも僕の個人的趣味で選んだものである。

▼張込み(1958)
 松本清張の同名小説を、野村芳太郎監督、橋本忍脚本で映画化したサスペンス。警視庁の柚木刑事は、東京・目黒で発生した強盗殺人事件の主犯・石井を追って、石井の昔の恋人・横川さだ子が嫁ぐ佐賀市に向かう。横川家近くの旅館で張り込みを開始した柚木だが、銀行員の後妻となったさだ子はただ単調な日常生活を繰り返すのみ。本当に石井は現れるのか。柚木にも焦りが募る……。

▼砂の器(1974)
 松本清張の同名小説を、野村芳太郎監督、橋本忍・山田洋次脚本で映画化した社会派サスペンス。迷官入りと思われた殺人事件を捜査する二人の刑事の執念と、暗い過去を背負うがために殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命を描く。ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した今西、吉村の両刑事の執念の捜査がやがて、ひとりの著名な音楽家・和賀英良を浮かび上がらせる……。

▼疑惑(1982)
 松本清張の同名小説を作者自身が脚色し、野村芳太郎監督で映画化したサスペンス。殺人容疑者の女性と彼女を弁護することになった女性弁護士の感情のぶつかり合いを軸に描く。富山県新港湾埠頭で車が海中に転落、乗っていた地元の財閥、白河福太郎は死亡したが、後妻の球磨子はかすり傷ひとつ負わずに助かる。やがて、夫に3億円の保険金がかけられていることが判明、球磨子は逮捕される。球磨子の弁護人として佐原律子が選ばれるが、二人はことあるごとに衝突した……。 


映画「疑惑」(1982)

※映画のあらすじは「allcinema」を参照。

1964年10月10日 あの日僕は・・・

2012-10-10 18:56:03 | スポーツ一般
 本来は今日が「体育の日」。つまり48年前に東京オリンピックの開会式が行われた日である。“ハッピーマンデー法”だかなんだか知らないが、記念日を何のゆかりもない日に変えるということに物凄く抵抗感がある。
 それはさておき、毎年この日が来ると1964年10月10日のことを想い出す。昨日もブログに書いたのだが、この年から僕は大学に進学して上京した。春先に上京した時からとにかく10月10日が待ち遠しくてしかたがなかった覚えがある。僕の大学の水泳部も多くが大会運営の補助役員として裏方を務めたのだが、僕の当番は大会後半で、開会式のこの日は寮のテレビで開会式を見た。ブルーインパルスが五輪の輪を描く場面になると、みんな一斉に窓を開けて空を眺めた。抜けるような青空に白い五つの重なる輪を描いて飛び去るブルーインパルスの機影が見えた。そう言えばその前日と翌日は雨だった記憶がある。まさに奇跡的な快晴だったのである。その日からの15日間は楽しかった。補助役員当番の日は、千駄ヶ谷の東京都体育館や代々木のオリンピックプールへ通った。まさに夢のような日々だった。2020年の第32回夏季オリンピックを東京に招致しようという活動が進められている。実現するかどうかわからないが、仮に実現して、僕が健在であったとしても1964年のように興奮することはもうないだろう。

ビートルズ元年!1964年の想い出

2012-10-09 18:16:30 | 音楽芸能
 ザ・ビートルズが1962年10月5日にシングル盤「ラブ・ミー・ドゥ」でメジャーデビューしてからちょうど50年というわけで先週メディアでは話題になっていたようだ。しかし、日本では1964年がいわばビートルズ元年。しかも日本デビュー曲は「ラブ・ミー・ドゥ」ではないから今いちピンとこない。僕は当時も今も特別なビートルズファンというわけではないが、彼らが世に出て来た頃が一番音楽を聴いていた時期なので、その時代の空気感みたいなものはよく憶えている。
 この1964年、僕は高校を卒業して上京した。この年は東京オリンピックの年で、大学の水泳部もシーズンインがいつもの年より早く、まだ卒業式前の2月に入ると早くも大学水泳部の寮に入った。慣れない寮生活で楽しみと言えば、高校時代からのラジオでヒットポップスを聴くことだった。なかでも熊本では聞けなかったFEN(Far East Network)を聴くことができるのは嬉しかった。FENというのは駐留米軍向けの英語放送で、朝から晩までアメリカのヒット曲を流していた。2月のある日、ミョーな曲を聴いた。それが下の「I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)」だった。最初は奇声を発しているとしか思えなかった。その前年は「ヘイポーラ」、「ワンボーイ」、「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」、「ブルー・ベルベット」など、結構甘ったるい曲が流行っていたので、かなり衝撃だったことは間違いない。その日以降、「I Want To Hold Your Hand」は毎日何回も聞かされることとなった。今でこそ「I Want To Hold Your Hand」もビートルズの名曲の一つに数えられているが、当時は音楽評論家と称する人の中にも酷評する人が結構いた。おまけにあのキテレツなヘアスタイルもあって「キワモノ」扱いする向きもあったほどだ。しかし、不思議なもので何度も聞かされていると段々耳にここちよくなってくる。最初は眉をひそめていた僕の先輩も、しまいには彼等の格好も含めて「可愛い…」と言い出す始末。いやはや、とんだ「ビートルズ元年」の想い出だ。


わらべ特集第2弾!

2012-10-08 21:13:57 | 音楽芸能
 今日夕方、テレビ熊本のニュースワイド「ぴゅあピュア」で少女舞踊団「ザ・わらべ」&子ども舞踊団「こわらべ」の特集第2弾が放送された。今年の2月に特集で放送されてから8ヶ月、彼女たちのその後をフォローしていた。リーダーのくるみちゃんが高校に進学し、さらに大学進学を目指して勉強に励む姿や、自分の踊りの稽古をする前に中村花誠先生を補佐して、文乃ちゃんとともにこわらべたちを指導する姿。こわらべの優亜ちゃんときみかちゃん姉妹にもうすぐ妹が生まれて、こわらべ三姉妹になるかもしれないという話題など。相変わらずいろんなイベントに引っ張りだこで忙しい日々を過ごす彼女たちの姿を追っていた。


一人でも多くの人に見てほしいと語るリーダーのくるみちゃん


将来に向けて勉強にも一生懸命!


ザ・わらべには先生を助けてこわらべたちの指導の役割も


こわらべの稽古が終わったらやっと自分たちの稽古


常にベストのパフォーマンスを!


進境著しい優亜・きみか姉妹に妹が?


そして今日もみんなで舞台を務めます

孫の運動会で想うこと・・・

2012-10-08 12:53:10 | ファミリー
 昨日は孫のてっぺいの幼稚園の運動会だったので、朝から家内と久留米に出かけた。姉のみわが入園した年からなので今年でもう連続6年になる。この幼稚園は春のお遊戯会の熱の入れ方もすごいが、運動会も年長組は毎年全員でマーチングバンドを特訓し、見事な演奏を披露するなど、これまた熱の入れ方がすごい。
 わが子に必死で声援を送る親たちを見ながら毎年思うことは、この子たちは本当に幸せだなぁということだ。わが家にしても、てっぺいの両親はもちろんのこと、父方母方双方の祖父母に姉のみわと計7人が見守り応援をしているわけだ。ある意味ではてっぺいの人生で最も幸せな時期なのかもしれない。しかし、世の中ではこんな幸せを味わったことのない子どもたちも大勢いるということを忘れてはいけない。


チーム対抗リレーで先頭を走るてっぺい

江里口匡史とくまモン

2012-10-07 19:31:01 | スポーツ一般
 「ぎふ清流国体」は昨日、陸上競技2日目が行われ、成年男子100Mに熊本県代表の江里口匡史選手が登場。決勝で10秒29と、彼にとっては平凡な記録ながら国体2連覇を果たした。初出場した今年のロンドン五輪では100mで予選落ちし、4×100mリレーでも5位とメダルを逃したが、この国体で健在ぶりを見せてくれてホッとした。表彰式ではゼッケンに付けたくまモンのバッジを誇示していたが、熊本県代表としての役割を無事果たすことができた安堵感があったのだろう。来シーズンからの再スタートが楽しみになってきた。



▼成年男子100m 決勝

今日は一日 「お城まつり」三昧!

2012-10-06 22:16:33 | 熊本
 今日は3連休の初日ということもあり、「秋のくまもとお城まつり」開催中の熊本城とその周辺は朝から夜中まで大勢の観光客で賑わった。午前中は奉行丸の「古武道演武会」と二の丸広場の「武田流騎射流鏑馬」を観に、その後いったん家へ帰って頼まれていた仕事をやった後、夕方から再び本丸御殿の「秋夜の宴」と西出丸の「みずあかり」を観に出かけた。お城まつり三昧の一日だった。


古武道演舞会(奉行丸)


流鏑馬(二の丸広場)


みずあかり(西出丸)


秋夜の宴(本丸御殿)

野林祐実 自己新! ~ ぎふ清流国体 ~

2012-10-05 17:56:45 | スポーツ一般
 今日から「ぎふ清流国体」の陸上競技が始まり、熊本期待の野林祐実(九州学院)が少年女子A100mに出場。決勝では惜しくも実力ナンバーワンの土井杏南(埼玉栄)に及ばず2位となったものの、予選では11秒70と、まだ中学生だった2年前の千葉国体で記録した11秒73を2年ぶりに更新する自己ベストを記録した。これは彼女にとって一つの壁を破ったことであり、この記録の持つ意味は大きい。今後の飛躍の可能性を感じさせる大会となったことが何よりも嬉しい。