のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

今日は欅の木

2020年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝ちょっと雨模様だったんです。

 国道に枝がかかった欅の木の伐採を頼まれていたので、クレーンと交通誘導員を依頼してあり、雨でもやらねばなりません。

 今月半ばに役所の年度末の予算調整で急遽出た仕事なので、今月中には片付け中ればならないのですが、クレーンと誘導員の都合が合う日が今日しかない。雨でも雪でもやらざるを得ません。

 道路を片側通行止めにして、木の上に上って、クレーンのワイヤーをセットした枝先から切ってトラックの荷台におろして運び出す。

 とりあえず、朝6時前に家を出て10tトラックを借りてきて、現場に向かいました。

 そのころには雨もやみ青空が見えるようになりましたが、山脈の向こう側の越後方面には分厚い雲がかかっていますし、天気図では太平洋側に全線が。北風になっても南風になっても厄介なことになるので、午前中勝負です。

 12時ちょっとすぎには伐採作業は完了、道路上での仕事は終わりました。あとは仮置き場に積んだ枝や幹を運び出すだけなのでこちら側だけでもできます。

 一番太い部分で直径60cm程度。まだ若い木でしたが、欅の木は狂いが出やすいのでこの若さでは建材としての利用はできない。

 欅の木は巻きにして燃やすと火力もあり日持ちも良いのですが、煙が出てそれもウンコ風味の香りが漂います。故に嫌う人も少なくないのですが、囲炉裏ならまだしもストーブでは苦にならないと思います。

 夏の仕事がない時に大汗かいて薪作りです。

 クレーンのオペレータさんと交通誘導員のおじさんたちとシートを広げて野点の昼ごはん。

 今日の登利平はソースカツどんです。

 午後から北風になってきて夕方には雨が降り始め、最後は土砂降りの雨になってきた6時前にはトラックも返却できて無事完了でした。

 60代半ばの交通誘導員のおじさん、娘がお江戸に嫁いでいるようなのですが、半分都市封鎖のようなものなので大変だろうと米を送ったら「現金も送ってくれたらもっと嬉しい。」と電話があったそうです。ウィルス騒動のおかげでパートの仕事が激減、旦那は自宅での仕事になってしまい収入減が確実視。中学生の孫は学校封鎖とともにこちらに避難してきていますが、野良仕事に目覚めて「東京に帰りたくない」とうれしいことを言い出している。

 昔は都会に出た子供が距離の親のために働いて仕送りしたもんだけど、なんで、こんな年になって働いて田畑作って子供に仕送りせにゃならんのだ!と、言いつつも、この非常事態を楽しんでいます。泣いて過ごそうが笑って過ごそうが事態が変わるってもんじゃない。それなら明るく過ごしていれば糸口は向こうからやってくる。

 なんでヨーロッパであんなに死者が出ているのか?なんて話題になりましたが、チンチンの大きさではなく、まともにカウントしているからでしょうね。ニーハオみたいに共産党が「この日にゼロね!」といえば、ばたばた倒れていてもゼロになってしまう民族性でもない。

 日本の感染者の半数近くが外国人という話もあり、その外国人ってどこの国だ?と想像するとあのあたりか?

 そんな世情の中、健康に仕事で来ていることにまずは感謝。

 に、しても疲れた。

コメント (2)
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