のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

梅雪

2020年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 チャララチャララチャララチャラララ~ ズン~チャンチャン ズン~チャンチャン

 ♪いかつい顔してあの子やはりバケモンだねって ズンチャカチャッチャ 言われ続けてる現在 生きるのに支障はない♪ ズンチャカチャッチャ

 アミンが「待つわ」を歌って世に出てきた時は驚きました。

 アミンといえばウガンダの独裁者、人食いイディ・アミンで。アントニオ猪木とプロレスで勝負しようかと話題になった武闘派。タンザニアとウガンダが戦争している時代でした。

 その名を冠したフォークデュオ。きっと豪快な連中に違いない!とテレビで岡村孝子を見たとき”かわいいじゃん!話が違うじゃん!”と思いました。

 なんか、あの時代ウガンダはマイブームでしたね。足を踏み込んだら二度と生きて戻っては来られないようなイメージで、怖いもの見たさで行ってみたい国のひとつでした。アミンも最後はサウジアラビアに亡命して2003年に亡くなってしまいました。

 ウガンダってビクトリア湖に面しているから標高も高いのですが、コーヒーの産地だったんですね。今朝はアミンの「待つわ」聴きながら、ウガンダのコーヒー飲んで外に降り積もる雪を眺めました。抒情的なひと時。

 お江戸ロックダウンか!?ロックはスピリッツだぜ!テクニックなんざぁ二の次さ!フュージョン小僧だったのでロックンローラーの言い分は何とも納得できなかったけど、ブリティッシュロックは好きでしたなぁ。イエス、ピンクフロイド、EL&Pなんかよく聴いたもんだぜロッケンロール!英国ロックダウン!ロッケンロール!

 「封鎖」って言えばいいじゃないですか!小池さん。ロックダウンなんて言い方するところを見ると、本気で考えていないな。またパフォーマンスか。

 石原さんだったら「そのうち収束するよ。」って言って、そうかな?と疑いつつ何となくついていったら生活できるんでしょうが、小池さんの役目って都民の不安を掻き立てることじゃないのでは?ニーハオに防護服とマスク提供するだけの余裕があるんでしょ。ロックダウンするのだったらあの時がチャンスだったんですよ。

 なんだかねぇ、自分が批判の矢面に立たないように防護柵張っているようにしか見えないんだけど。こういう人がリーダーで登山に行ったら?私なんかさっさと見限って一人で山を下りちゃうけど。

 こういう有事の時に「正解」なんてものはないんですよ。「なんだかわかんねぇけど、こっちに行ったほうがよさそうだぜ!」ってリーダーが言えば、あとは隊員がいい方向に向くように努めてくれる。崖のど真ん中で宙釣りになってから「下りましょう!」って言われても墜落するしかない。

 25年位前に「アウトブレイク」という映画がありまして、私はUSAの映画館で観たのですが、字幕スーパーがないんですね。ダスティン・ホフマンなんか英語しゃべってました。アメリカの映画館って、困ったもんだ。

 アフリカから密輸されたサルに引っかかれた人から発症したウィルスが全米に拡散するにパニックを描いた映画でしたが、たぶんモデルとなったのはコーヒーの産地ウガンダ出身の西ナイルウィルスだと思います。アミン以外にもえらいもんが潜んでいたんですね。

 ブッシュ政権の時だと思いますが、西ナイルウィルスがUSAに入って、政府は軍まで導入して対策をするパンデミック騒動になりかけましたが、死者は18人でした。「たいしたことなかったんじゃない?」で終わらせるのって手腕ですね。

 大したことないんじゃない?って、昨夜は8時半に寝ちゃったんです。夜半に雪が降るのはわかっていましたが、いい星空でしたし、ちらつく程度だろうと思って目が覚めた午前4時半。積もってるじゃねぇか!

 軽く玄関前の雪かきをして6時半。降り方は宴もたけなわ。午前中は休んで、雪がやむと予言されている午後の作業にしよう!と読書にいそしんでいましたが、やむ気配はない。こんなことならタイミングなんか見計らってないでさっさと寝て過ごせばよかった。決断って難しい。

 梅の花 開(さ)けるのうちに ふふめるは 戀か隠(こ)もれる 雪を持つらか

 万葉集に出てくる昔の人の歌。茨田王(まんだのおおきみ)だったかな。

 梅の花が咲いている中、まだつぼみでいる梅は恋をしているのか?雪を待っているのか?万葉の人は感じたんでしょうね。やはり雪に合わせて白梅だろうか?

 令和発表の時はすでに梅の花が終わる季節だったので、今年は梅の花を楽しもうかと思っていましたが、コロナのせいですっかり忘れていました。

 「戀」は「恋」の旧字体。「糸」と「言」でできた上の部分は「乱れる」という意味らしい。心が乱れて恋になる。高校の時そう教わりました。

 これだけ娑婆が混とんとしてくると、逆に腹が座って「泰然と過ごしてやろうじゃねぇか」と傘さして雪の中の梅を楽しませてもらいました。

 梅雪。こんな光景を見られるのはあと何回あるだろうか?って考えると、案外、幸福な逆境かもしれない。

 ニーハオ肺炎による景気の落ち込みに対応するために国民に給付金が出るようですが、日本国民にですよね。どうせまた野党がバラマキだと騒ぐんでしょうが、消費が落ち込んでいるのですから内需を増やして景気対策は妥当でしょうね。

 現金支給だと預金してしまって流通しないから商品券でもいいと思うけど、期限付きなら消費回復に大いに役立つ。キャッシュレス時代を迎えた都会では使えるのかな?その分こちら僻地に回してもらっても困りません。

 今日の話では富裕層は除外するみたいですが、どこがラインになるのか?ひと悶着ありそうですね。

 富裕層といえば、都会の公園などで寝泊まりしているブルーシートと段ボールの浮遊層。あの人たちも日本人ですよね。どうなるのかな?ニダのなりすましがいたりして。

 ボーナスとは無縁の生活していると棚から牡丹餅がとてもうれしい。

 そういうことにして早寝しよう。

コメント (4)
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